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徒然日記

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 1月1日   謹賀新年
 

108番目の除夜の鐘が鳴り響き、新年を迎えた。
その時、俺はトイレでオナニーの真っ最中。

年越しオナニーだ。

そして発射。

0時0分??秒 平成16年度のカキ初め終了。

今年も良い一年でありますよう。


その後、素っ裸で初詣に出発。
新年早々清らかな自分を晒す為に、寒さは我慢しなければならない。
みんなは知らないと思うけど、これは俺の田舎の風習なのだ。
道往く者達は全員裸だ。

女は男のチンコを両手で握り締めながら拝み願を掛け、
男は女の乳を両手で“パンパン”っと叩きながら拝み願を掛ける。
こうして道往く異性の乳を叩きながら、田舎の初詣は行われるのだ。

次はお年玉だ。
ついこないだまでは貰う側だったのに、気が付けば搾取される側に変わっている。
仕方無いので、ここから先の数日間は逃亡生活を行おうと思う。
親戚のガキどもに見つかったらジ・エンドだ。
去年は中3の従妹に玉袋を頭の上に落として「落としダマ」ってやったら、
叔父に半殺しにされたので、今年はこの誤魔化しは通用しない。
誰だ?お年玉なんて風習を考えた大馬鹿野郎は?

道を歩けば、おじさんが見知らぬ少女にお年玉をあげているではないか。
その後、二人は仲良さそうに何処かへ消えて行った。
年代の違う他人同士でもアットホームな交流・・心温まる田舎の美談ではないか。
やはり田舎は素晴らしい。


こうして俺は故郷で骨休みをし、今年一年の英気を養う。
優しい故郷の空気、そして新年の厳かなる空気に包まれ、
俺は今、身も心も引き締まっている。
こういう心機一転するような時にまでフザけた事を考える人間なんて言語道断だ。
そんな奴は、きっとロクでもない一年が待ち受けているに違いない。

今年はより大人に、より紳士に。
そして“直向な姿勢で真面目に生きていこう”と初日の出を前に誓った。


2004年も漢樹を宜しくお願い致します。





 1月2日   新春カピ劇場
 

雪合戦













餅つき













凧揚げ













羽根突き









おしまい








 1月4日   抱負
 

変態GPも終了して間もない頃、俺は同僚の貴さんと藤田に呼び出しを喰らった。
どうやら、この俺の変態具合について説教したかったらしい。

藤田曰く

「最近のシュウの変態ネタは見るに耐えない。
 妄想や口先ばかりで全然実行が伴っていない!」



俺は目が覚めた。
まさにその通りだったからである。

たしかに、今まで散々変態ネタは書いてきた。
けど、それはしょせんは妄想に過ぎず、本体である俺はノウノウと暮らしている体たらくだ。
今まで一度でも本当に裸で外に出たのか?
隣りに座る女子社員の乳を揉んだのか?




否!



貴さんが更に追い討ちを掛ける。

貴「こないだの変態麻雀の時だって、となりに居た女の子の乳を揉んだ?
  揉んでないでしょ?」
俺「いや、だって・・まだ初対面だぜ!揉めるかよ!」
貴「だからダメなんだよ、そんなんじゃ本当の変態とは呼べないよ。
  最初が肝心だよ。最初で“コイツは乳を揉むセクハラ野郎”だと認識させるんだよ。
  そうすれば、揉みやすくなるじゃん。
  途中から急に揉みだしたら、そのほうが豹変したみたいで変でしょ。」


俺「っていうか、そんなコトしたら女の人から嫌われるじゃないか!」

ここで貴さんがブチキレた。

貴「バカヤロウ!オマエは変態になりたいのか好かれたいのかどっちだ?」
俺「・・・変態になりたいです。」
貴「女に好かれる変態なんて居てたまるか!
  忌み嫌われ避けられキモがられるからこその変態だ!
  北海道まで行って乳ひとつ揉めなかった軟弱者が偉そうなクチを利くんじゃない!」


俺はカミナリに撃たれたようなショックを受けた。




只、中途半端に変態ネタを書いてるだけで「変態ですよ!」って1人前を気取っていた自分、
そのくせ劣等感を感じてるクセに何もしなかった自分、胸が痛くてたまらなかった。
もう、こんな思いはしたくはない、自分の中に決意が芽生えた。



2004年の俺はネット、リアルともに変態を目指して頑張るぞ!
会う女は全て揉んで挿れる!!男は掘る!
1日最低30分はフルチンで外を歩くよう心掛ける!
目指せ、チンコの労働基準法違反!

それが、この俺の2004年度における抱負だ。
思うだけではない、公の場に敢えてこの決意を晒すことにより、誓いの形をこの場に残す。

みんな宜しく。








 1月5日   年始災厄編
 

1月2日早朝
俺は生まれて初めてズボンのチャックでチンコを鋏んだ。
物凄く痛かった。
ようやく痛みも収まったけど、何日かの間は歩くだけでもチンコが痛かった。
多少の事では叫び声をあげない俺が、何年振りかに絶叫した。
トイレから響く絶叫に駆けつけてきた家族を誤魔化すのに一苦労だった。
“いや・・ゴキブリがいたように見えた・・”
自分でもカナリ強引な誤魔化しだったと思う。


だが、この“チンコ鋏み事件”も、年明け早々にこの俺が受けた災厄のほんの一部に過ぎない。



第一章 誰が為にメールは送る

1月1日 0時0分 予め作成しておいた年賀メールを送信。
相手は当然♀。年明け早々、俺の素敵メールを送ってバッチリハートをゲットする算段だ。
送信対象者に1通たりとも♂が含まれていないのが、我ながら素敵に素晴らしい。

送信ポチッ。

“接続できませんでした。”

送信ポチッ。

“接続できませんでした。”

送信ポチッ。

“接続できませんでした。”


まぁ、仕方が無い。
元旦のこの時間は混み合っている。
暫し間を置いて送信し直すとしよう。


ピロロロ・・メールを受信しました!


ん!?
先にメールを受信してしまったか。
うふふ、誰かな?俺に初メールをくれた素敵な女神は??

“不倫・SEXフレンドはココでみつけよう!”


初メールが迷惑メールかよ・・・縁起でもねぇな。


気を取り直して再び送信ポチッ。

“接続できませんでした。”

送信ポチッ。

“接続できませんでした。”

送信ポチッ。

“接続できませんでした。”


くそっ、ちっとも送れやしない。


ピロロロ・・メールを受信しました!

ん!?またメールか。
うふふ、誰かな?俺にメールをくれた素敵な女神は??
さっきのは無し。俺様のルールに従い、これが正真正銘の初メールだ。


“教育実習をしませんか?コギャルから若奥様まで・・”


プチッ ←何かがキレた音。


このビチクソどもが元旦からクソ下らねぇメール送りつてるんじゃねぇ! 元旦開始15分で迷惑メール2通とは何事だ? わざわざ混む時間帯狙って送りやがって!! てめぇらみたいなゴミ野郎がゴミメールバンバン送りやがるから 余計に回線混みやがるんじゃねぇか!!!文字通り脳天砕いてブチ殺すぞ!!


はぁはぁ・・・



気を取り直して再び送信ポチッ。
届け、俺のラブメール。

“接続できませんでした。”

送信ポチッ。

“接続できませんでした。”

送信ポチッ。

“接続できませんでした。”


くそっ、ちっとも送れやしない。
クソ業者がこんな時にまでバンバン送るから余計に混んでるんだろう。
そういうの、せめて年始くらいはナントカ規制できないものかなぁ。


ピロロロ・・メールを受信しました!


おおっ、やっとこさマトモなメールが届いたよ。



“即アポOK!割り切った大人の交際を求める貴方へ・・”


2004年1月1日0時30分(約) はやくも漢樹の管理人キレる。
27年間に施けるブチ切れまでの最短記録を樹立した。

今年は年明け早々生まれて初めてチンコを鋏んだりと、新記録や初体験を凄まじい勢いで生み出している。
嬉しい限りじゃないか。

その日、メール送信を諦めた俺はそのまま床についた。
薄れ逝く意識の中で俺は考える。

なんで 割り切った付き合い=大人の付き合い なのだろう??



第二章 御神籤は二度引かれる

結局、年賀メールは朝起きて送った。
このメールも送ったら送ったで、届いてなかったり同じのが何通も届いてたりで、
何かと問題を引き起こした訳であるが、もう知らん。
送信で力尽きた。

気を取り直して初詣に出掛ける。
本来なら縁結びのご利益のある出雲大社まで出掛けたいが、
距離もあるうえに、とても人口10万以下の市とは思えないくらいに混んでるので却下。
もともと神頼みをする柄でも無いし、近くの神社でもご利益に大差は無かろう。
とはいえ近所の神社でも十分すぎるほど混んでいる。
小さい神社でこれくらい混んでると、ちゃんとご利益があるのかどうか心配だ。
健康祈願程度しかしていないのだから、放置されると少し辛い。

さて、初詣とくれば御神籤(おみくじ)だ!
これを引かずして何の為の初詣ぞ。
今年の運勢を占うべく、颯爽とオミクジを引く。



待ち人・・来ず  音信無し

恋愛・・今は時期ではない

仕事・・前進する時ではない。行動を控えて力を蓄えよ



俺は生まれて初めてオミクジの引き直しをした。


アレは予行練習だ。
いや、俺の弟のぶんを引いてあげたんだ。
就職活動の時期に「前進を控えよ」とは可哀想な弟よ。
という訳で、次に引くのが本当の俺のオミクジだ。
もう、運に頼るオミクジは辞め。
今度は誕生日毎に決められて書いてあるオミクジにしよう。

3月1日っと・・・あった。

これなら間違いない。
正真正銘、この俺を占っているオミクジだ。


再び颯爽と引いてみる。



待ち人・・今は時期ではない

恋愛・・願えども望みは薄い

仕事・・下降気味。横の繋がりを大事にすることにより保たれる



ぺっ。


オミクジなんて一々信じてられるか、バカヤロウ。
だいたい、3月1日生まれだって世の中何人もいるっつうの。
そいつらが全員同じ運命なのか?違うだろ?
このオミクジは俺以外の3月1日生まれに対応しているに違いない。


俺は2枚の御神籤を丁寧に木の枝に結びつけ、神社をあとにした。


そして翌日の朝・・俺はズボンのチャックでチンコを鋏んだ。
俺の受難はまだまだ続く。

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 1月6日   続年始災厄編
 

第三章 トラップは突然に

1月2日 21時15分 
まだチンコのダメージが回復していないにも関わらず、アダルトビデオを借りに行く。
ビデオ屋の前を通りがかったら“本日ビデオ100円サービス”と書いてあったからだ。

目を輝かせてビデオを選ぶ。
今日はナンとなく企画モノの気分だ。


ミニモミファックだピョン4

お姉さんが シ・テ・ア・ゲ・ル

マシュマロHIP 美尻フェチに贈る至高の逸品

いじめてアゲル


一日で頑張れるのは4本が限界だ。
最終候補で“出動!ミニスカ警備隊”も残っていたが、上の3本は外せない。
“出動!ミニスカ警備隊”と“いじめてアゲル”の2本の間で頭を悩ませるも、
“いじめてあげる”の裏表紙に 踏まれている男の画像が確認できたので、こっちに決定。


選び抜かれた4本の精鋭達を手に俺はレジへと向かう。



店員「1200円になります。」


ちょっと待て!一本100円じゃないのか???
俺は店員に優しく聞いてみた。

店員「すみません、一本100円はアニメのみとなっておりますので、
   アダルトビデオは割り引き対象外になります。」


貼り紙をよく見てみると、確かに全品100円の部分に小さく「アニメ」という表示がある。
これは仕方が無い・・俺のミスだ。
よく貼り紙を読まなかった俺が悪い。
今更「やっぱりイイです。」とも言えまいて。


という訳で、全面的に俺の非は認める。
認めるさ。

けどな、

店員「すみません、一本100円はアニメのみとなっております。」

と言えば十分に伝わる訳で、わざわざ


「アダルトビデオは割り引き対象外になります。」


なんて言わなくても良かったんじゃないかと思うのですが?????
後ろに人沢山並んでたし、後ろのカップル笑ってましたけど。

まぁ、1月2日からAVを4本も借りるような漢は、
カップルから見れば笑われても当然だね。
一瞬、カップルに因縁つけてボコボコにしようと思ったけど、
“AV借りたのを笑われたのに逆上して傷害”
なんて一生社会復帰できねぇだろうな。


その夜、俺は痛むチンコに鞭打ってオナニーに励んだ。



第四章 Gomu in the sky

1月3日 20時00分 
短かった冬休みも終わり、飛行機にて東京に戻る。
実はギリギリまで20時45分発だと勘違いをしていたので、遅刻寸前であった。
親父のとてもココには書けないような凄まじい運転のお陰でナントカ間に合う。
一歩間違えば東京ではなく、もっと遠い別世界に旅立っていたかもしれない。

搭乗手続きも済ませ、ゲートの中を通る。
ブー ブー ブー

引っ掛かってしまった。
さぁ、検査の姉ちゃんよ!心逝くまで俺の体を調べ回すが良い。
ここで「実はパンツの中に刃物を隠してます」
って言ったら、ちゃんと脱がして調べてくれるのかな?

いざ、尋問プレイを愉しまん!

その時、俺はポケットの中に潜んでいるトンでもないブツに気が付いていなかった。


ここでいったん話を昨年の29日の夜まで遡る。

12月29日、仕事も無事終えた俺は鳥取の実家に帰省した。
そしたら、帰ったその日に突然大学時代の先輩から呼び出しを喰らってしまった。
どんなに疲れていても、先輩に呼ばれたらNOと言えないのが体育会系の悲しい性。

家に着いたその足で先輩との待ち合わせ場所に向かう。

先輩について少し説明をしよう。
先輩の名前・・ここでは仮にI先輩としておこう。
大学時代の運動部の先輩で、同じアパートで2年ほど一緒に過ごしている。
一見ストイックに見えるが、実は超がつく変態。
昔はよく一緒にAVを借りて観てたものだ。
ハーフでもないのにジーコに激似。
酒癖は悪い。色々な意味で俺の師匠的な存在でもある。


で、会いに言ってみると案の定酔い潰れているI先輩。

「おい、シュウ!!今からヘルス行くぞ!」

しばしの雑談の後、脈略も無く突然こんな事を仰る。
・・が、酔ったこの御方を止めることは俺には不可能だ。
仕方無いので、店まで付き合う事にする。

「おい!俺は今日は本番の交渉をするぞ!オマエもやってみろ!!
 ほら、万が一のためにゴムを一つやるぞ。」

「・・・いや、本番は無理でしょうし、店にゴムくらいはありますよ。」

「まぁイイから貰っとけ。何かの役に立つかもしれないだろ。」

こうなったら何を言っても無駄だ。
俺は黙ってコンドームをコートのポケットに放り込んだ。



因みに結果であるが、I先輩は本番どころか時間内に発射するコトすらできず終了。
感想を語るI先輩の顔は、ナンとも切ないものがあった。
俺?俺は付き添いで入っちゃいないよ。他所で時間潰してたから。
いや・・別に今更イイカッコしようとかって訳じゃなくて、
色々と事情があって俺はあまり風俗には行きたくないんだよ。
別に風俗自体は否定しないけどさ。
それに、年末の帰省やらなんやで素寒貧で金も無ぇ。



さて、話を戻そう。


空港で搭乗手続きも済ませ、センサーの中を通る。

ブー ブー ブー

引っ掛かってしまった。
さぁ、検査の姉ちゃんよ!心逝くまで俺の体を調べ回すが良い。
いざ、尋問プレイを愉しまん!

「では、ひとまずポケットの中のモノを出して下さい。」

「あ、はい。」

はいサイフ、はい免許証、はいナンかのレシート、はいティッシュ、はい・・

「・・???」

「!!!」


>こうなったら何を言っても無駄だ。 >俺は黙ってコンドームをコートのポケットに放り込んだ。

ゴムが入ってるよ・・ゴムがぁ!!

なんでポケットの中くらい確認しておかなかったんだよ?
まさか、遅刻寸前がこんな形で仇になるとは・・・

「すみません、何かあるのでしたら早く出して頂けますか?」

尋問プレイは羞恥プレイに変わりつつある。

「いや・・・もう無いですね。」

そして、ボディチェックが始まり、
お姉様の手が例のブツの入っているところまでやってきた。
頼むからこのまま通り過ぎてくれ。

あ・・ゴムの部分に手がぁ!!

あ・・ピタッと手が止まったぁ!!

あ・・探っている!!

「何か入っているようなので出して頂けますか。」

神も仏もあったもんじゃねぇ。

んなモン手探りで何か気付けよ!!
気付かなくても、危険物じゃないコトくらいは明らかだろ!!!
それとも何か?気付きながらも羞恥プレイ目的での言動か?



観念してゴムをポケットから出す。


そして、なんとも表現し難い沈黙が数秒間続き、俺は無事ゲートを通過できた。
よく見たら、ゴムの封が少し破れているのに気付いた。

俺とゴムを乗せた飛行機は東京に向けて飛び立った。

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 1月7日   年始災厄番外編
 

年末の話なので年始災厄ではないのだが、これも大きいネタなので一つ。
12月30日 I先輩に引っ張り回された翌日の話。
昼近く、しつこく鳴り響く家の電話で目が覚めた。
誰も居ないようなので、仕方なく電話に出る。

「はい、シュウ一家です。」

「ちょっと、貴方んところの店は詐欺師なの??
 いい加減に給料くらい払いなさいよ!!」

幾らかヒステリックな若い女の声だ。
眠いのを起こされた上に、訳の分からない電話でイキナリ詐欺師呼ばわりされて御立腹の俺。
店ってのは、ウチの母親がライブハウスで働いているので、たぶんそのことだろう。
「店は詐欺師」という表現も随分と変だと思うけど、とりあえず紳士的に聞き返す。

「すみませんが、私は息子になりますので詳しい事は分かりません。
 ここは店ではなく家ですので、店か店長の携帯までお願いできますか?」

「店長が出ないから、そっちに電話したんでしょ!」

なるほど。
※因みに店長は母親ではなく、母親は企画経営などのマネージャーとして働いている。

「とにかく、家には私以外居ませんので、店長かマネージャーには私から伝えておきますので。」

「そんな事言って逃げるんでしょ?」

「確実に伝えます。なにやらご立腹のようですが、どういったご用件ですか?」

「貴方には関係無いでしょう。」

「そうですか。では、とにかく私からは伝えますので御待ち頂けますでしょうか。」

とりあえず、名前と連絡先を聞いて電話を切る。
事の始まりはこの一本の電話であった。



十数分後、買い物から戻ってきた母親に電話の件を報告し、事情を聞く。

大まかに流れを説明すると、数ヶ月前に店で一人の男を雇った。
なんでも、夫婦で数百万の借金がある上に、就職先も無くて泣きつかれて雇ったらしい。
役に立ちそうも無いボンクラを雇う余裕など無いクセに、馬鹿な真似をするものだ。
もともと面識の無い男なんだから、借金苦で首吊ろうが知ったこっちゃなかろうに。
一応、「企画力はあります」とか「なんでもします!必死で頑張ります!」
とは言ってたらしいけど、数百万も借金作って就職先も無い男にマトモな能力があるとは思えねぇ。
商売は断じてボランティアではない。自分の店の崖ッぷちな状態も考えなよ。
人がイイにも程がある。
だいいち、俺が一番信用しないセリフの一つが お願いする時の「ナンでもしますから!」だ。
このセリフほど嘘と適当に満ちた言葉はそうは無いと俺は思う。


まぁ、いいや。
男の名前は岩本(たぶん仮名)。
俺も夏の帰省で一度会ってるが、ボ〜っとした感じのする26歳のデブ男だ。
俺もデブ男だという事実には黙ってスルーしてくれ。

で、何が問題なのかって言うと、
この岩本が嫁さんにウチから給料を貰ってないと言ってたのだ。
なんでも「経営が苦しいので今は渡せないから、もう少し待ってくれ」とかなんとか。
もちろん、そんな訳はない。
夏に日給を渡しているのを俺も目撃している。(日給制は本人の希望)
よくも何ヶ月も給料渡さずにやり過ごせたものだと感心する。


では、何故にこの男の嫁さんがブチ切れて電話するに至ったかと言えば、
ある日、店長が岩本から「嫁さんの祖母が急死して香典代が無いので貸して下さい。」
と泣きつかれたらしい。
で、それは大変とばかりにお金を貸した訳なんだけど、
間の悪い事にそのタイミングで嫁さんの母親から店に電話があったのだ。

店長「この度はご愁傷様で・・」

相手「は???」

実は、この嫁さんの母親「いい加減に給料くらい払って貰えませんか?」と
抗議の電話をしたつもりだったらしいけど、
この一件で岩本の悪事は店側にも家族側にも全てバレる結果となる。
実は給料を貰っていたと知った嫁さんの母親も 「はぁ???」
「給料なんて貰ってない」 と報告されていた店長も 「はぁ??」
一歩間違えば、払った払ってないの水掛け論になりそうなパターンであったが、
幸運にも?架空の葬式などという大それたウソのために、
「貰ってない」説の信憑性はゼロとなったのだ。
ひとつのウソが他のウソを潰してしまったとういう皮肉な結果である。

更に調べると、この男は「営業回りに行ってくる」と言って、
よく出歩いていた訳であるが、後から別経由で聞けばパチンコや競馬で時間を潰して
仕事なんて全然していなかったとの事。
きっと、日払いの給料は“ソレ”で消えていたのだと推測する。
しかも、ちょこちょこと架空の経費まで作って小銭稼いでいたというんだから呆れてモノも言えない。
一見、人畜無害なデブのくせに、とんでもなく卑怯でせこい男だ。

・・ったく、店長もマネージャーもいい加減簡単に他人を信用するのはヤメてくれ。
人を信じるのは悪い事ではないが、相手を見極めてから信用するべきだろう。
前にも似たような事があって、母子で店に殴り込み掛けられたのを忘れたのか?
残念ながら、手放しで他人信用するようなお人好しが
幸せに人生をまっとうできるほど親切な世の中ではないぞ。

で、悪事もバレて店にも顔を出せなくなった岩本は、
当然嫁さんにも「なんで仕事に行かないの?」と問い詰められるし、
嫁さんの母親にも葬式と給料の件で問い詰められる結果となる。

すると

「葬式の事なんて知らないし、給料は絶対に貰ってないよ!
 そんな事よりも、給料も貰ってないのにいきなり店をクビにされたんだ。

と開き直りやがったらしい。
救いようがねぇ馬鹿だ。

更に救いようがねぇのは、嫁がその馬鹿の言うコトを信用してしまった事だ。
そして悲劇は始まった。
冒頭の通り、嫁さんがストーカーの如く店や家に電話してくる始末だ。
「既に払った」と言っても聞きやしない。
電話する暇があったら、その馬鹿の就職先でも探せば良かろうに。
これは、俺個人の災厄というよりも、シュウ一家と店の災厄だな。

もう、このままではラチが開かないし、こんな面倒事を翌年に持ち越すなんて冗談ではないので。
店長と相談して直接本人と嫁さんも交えて話し合う事にした。
岩本本人が応じるとは思えないが、頭に血が上ってる嫁さんなら確実にOKするハズだろう。
俺個人は直接店とは関係無いけど、地元にいた頃はイロイロと手伝いもしていたし、
店長にも世話になっているので何かと思い入れもある店だ。
詐欺師呼ばわりされて黙ってられる訳が無いし、
お人好しの店長とマネージャーに強く行けというのも酷な話だと思う。
こういう場合は悪人になれる人が一人いたほうがイイし、
それが出来るのは第三者で芝居っ気がある俺しか居ない。

分かっている。
馬鹿みたいなお人好しは騙されて食い物にされて当然だって事くらいは。
それでも、やっぱりそういう人は嫌いじゃないし、
何も 当然=正しい とういう訳ではない。
それに、それが親しい人や身内とあらば見過ごせるハズが無いだろう。

何より、知恵も力も無い、度胸も無い、美学も無い、覚悟も無い、
目先の欲しか考えずにその場逃れの嘘しか吐けないような小悪党。
人の善意に甘えるだけで、自分が悪だという認識すら無い・・俺が一番嫌いなタイプだ。
行為というモノに対しては必ず結果がある。
その、その場逃れの覚悟も責任も無い行為が、 どのような結果を生むか思い知らせてやろうと思う。
カピさん、珍しくカナリ喧嘩モードに突入です。

                                                     つづく
                                         To be continue →






 1月8日   年始災厄番外編:完結編
 

翌日・・・12月31日午後14時00分 例の馬鹿夫婦と店で話し合う事となる。
いや、こっちが相手の嘘を一方的に追及するだけだから、話し合いではない。
単なる尋問タイムだ。
案の定、嫁さん側は意気込んでのOK。
岩本は行くのを絶対に嫌がってたと思う。
勝ち気な嫁を巻き込んだ不運だ。

更に、30日の内にちょっと面白いゲストを見つける事が出来たので、
彼もその場に呼ぶことにした。
彼は元々は店の常連でもあり、店長の知り合いなんだけど、
ちょうど岩本が店からバックレる直前に、
岩本の変わりに自分の名義でサラ金から50万ほど金を借りて岩本に貸したらしい。
もちろん、返済は岩本が行うという条件でだ。
連帯保証人ではない。名義を貸してるんだ。
そりゃ、数百万もの借金のある奴が、まともなサラ金から金を借りれる訳がない。
ここにもまたアホが一人いた。
数百万の借金を払えない奴が50万の借金など払えるハズが無かろうに。
そんなもの、相手が泣こうが喚こうが無視しとけばイイのだ。
言うまでも無いが、岩本はバックレ。
それにしても、なんでそんなに狭い身内で悪事を行うのかね?
スグに話が伝わってバレるのなんか目に見えているのに。

その彼を、現場にコッソリ呼んだ訳であるが、鉢合わせした時の岩本の顔を早く見たくてたまらない。
ただでさえ動揺している状態に、更に動揺を与えるのだから、もう勝ったも同然だ。


実際の彼と会った時の岩本のリアクションは最高の一言だった。
うつむき加減で嫌そうな顔が、一瞬にして目をパチクリさせて口をアングリと開けて、
後ろにピョンと仰け反った。
少しオーバーな表現だけど、まるでクリボーに殺られた時のマリオみたいな感じ。
だけど、こいつの人生をゲームオーバーにするのはもう少し先だ。

めっさ笑いたかったケド、攻撃モードの時の俺は基本的に無愛想&無口なので、
笑いを堪えてポーカーフェイスを保つ。
仕方ないだろう!
俺と会った奴なら分かると思うけど、俺は喋ると馬鹿キャラなんだ。
テレビ仕事時代の時も強面キャラで通す必要のある時は、
社長から「オマエは絶対にベラベラ喋るんじゃないぞ!」と言われてたくらいだし。
終始低いトーンの喋りで通すのだ。
でも、心の中では「ドッキリ一発目大成功!!パフパフドンドン♪」だった。


さて、肝心の話合いであるが、
参加者は 俺 店長 騙された男 馬鹿夫婦 の5人。
マネージャー・・っていうか、母親には家に居てもらうことにした。
おっとりとし過ぎていてケンカにならないし、
男だけで少しでも殺伐とした雰囲気も演出したかったので。
それに、息子がドス効かせてヤンチャするところはあまり見られたくは無い。
更に幸運なのは、俺はマネージャーの息子だという事が相手にバレていない事だ。
前の日記でも少し触れたけど、ウチの母親はイイ歳ぶっこいて若く見られたいのか、
店では赤の他人の状態で接するという鬼の鉄則がある。
そのため、岩本から見れば、俺は昔働いてたスタッフくらいの認識しかない。
これで後の憂いをあまり考えることなく動けるというものだ。


さっそく嫁さんが店長に突っ掛かる。
負けじと店長も応戦するが、嫁相手では終わる訳がない。
主役のクセに、俯いて影状態と化している岩本に確認をする。

店長「給料、ちゃんと払ってたよね?」

嫁 「どうなの?」

馬鹿「・・・もうイイよ。貰ってないけど、店も苦しいと思うし、僕はもうイイから。」

何が「もうイイから」だ・・ふざけたコトを抜かしやがって。
このタイミングが丁度良かろう。
ドッキリ第二段発動。

黙ってた俺が、横にある木椅子をオモクソ蹴飛ばす。
木椅子はそのまま壁にブツかって大破。

「あん?・・あ〜・・ゴキブリがいたんだよ、ゴキブリ。」


なんてことはない。事前に壊れて使わない木椅子を用意しておいただけだ。
それに少し切れ目を入れて壊れ易くして、
尚且つ蹴り飛ばしても安全な場所に最初から配置しておいたのだ。
こんな馬鹿のために店の備品を傷付けてたまるもんか。
切れ目まで入れたのは少し過剰演出だったような気もするけど、まぁ良かろう。
ちょっと楽しい。

効果覿面。岩本も嫁も大人しくなった。
調子こいてオモクソ低いトーンで気だるい感じで喋りかける。

「あのさ、それはそうと彼が変わりに借りた金はバックレな訳?ねぇ?」

「・・・。」

嫁さんキョトン。どうやら知らなかったようだ。
仕方ないので、淡々と事情を説明してあげる。

「間違いないよな?」

「・・・はい。」

「だったら、ちゃんと払ったらんかい。」

「・・はい・・・。」

とりあえず、崩し易い牙城から崩す作戦成功。
さすがに、給料と違って、人使った借金までは本人を前にして誤魔化すことは無理だろう。
ひとまず、彼と馬鹿とで返済方法について取り決めを行って貰う。

うふふ、それにしても素直なイイ子じゃないかw
俺がパンツ被って踏まれて喜ぶ変態マゾとも知らずに。
岩本が漢樹を知らなくて本当に良かった。
もし、奴が漢樹を知っていて、尚且つ俺がシュウだと知ったら、こんな上手くはいかないだろう。

俺「おい、オマエ嘘吐くのもイイ加減にしやがれ!ゴルァ!!」
岩本「あん?カピのクセに何偉そうな事言ってやがるんだ?コラ?」
俺「ごめんなさい。」

という展開になっていても不思議ではない。


さて、いよいよ本題の給料問題の解決に入ろう。

「でさ、サラ金のことはひとまず置いておいてさ、
 俺、君が仕事抜けて競馬とかパチンコで時間潰してるの知ってるんだけどさ。」

「・・・・・・・。」

「どうなの?」

「・・・・・。」

「あのさ、もう全部スッキリしたほうが楽だよ。
 どっちにしても店にはいれないんだし、正直に言えば?」

「・・・行ってました。」

俺の正体がカピパラだと知らず、素直な奴だ。

「そこで、日給の1万も全部使い込んでたんでしょ?」

「・・・・一万も貰ってません。」

・・・・・ば・・・馬鹿だ。
まさか、本当にこんな初歩的なトラップに引っ掛かってくれるとは夢にも思わなかった。
三流推理小説の犯人が引っ掛かるような誘導トラップだぜ。
まぁ、いいや。お陰で楽に片付きそうだ。

「じゃあ、幾ら貰ってたの?」

「・・・・・。」

「もういいだろ?給料貰ってたんだろ?」

「・・・いや・・そうじゃなくて、たしか・・」

「ゴチャゴチャ言ってねぇで、YES NOで答えりゃイイんだよ!」

「・・・・・・貰ってました。」


はい、解決。ぱちぱちぱち。


嫁さん、ちょっと信じられないって感じで馬鹿に問い詰める。

馬鹿「いや・・・でも・・仕方無いだろ。そんな事言える訳が無い・・」


ここで、ちょっとカピの頭の中で悪魔カピと天使カピの会話が始まる。

悪魔カピ「もうキレちゃってもイイよね?」

天使カピ「いいんじゃない?仕方無いよ。」

悪魔カピ「だよね。じゃあ、プッツンするね。」

天使カピ「うん。」



「イイ加減にしやがれ、このボンクラが!!テメェのそうやって行き当たりバッタリな 嘘で何人が迷惑してると思ってやがるんだ!何が仕方ないだ?言ってみやがれ!!あん? テメェは自分のやった事を全部仕方ないで済ます気か? 自分が悪いことしてるって認識あんのか? テメェみたいなボンクラを信じた店長や彼に悪いと思った一度でも事はあるんか? 泣きついて頼み込んだ人を二人も平気で裏切ってんだぜ? 覚悟も無ぇ、その場逃れの嘘ばっかりで 悪い事をしてるっていう認識すらねぇ・・・まさに人間のクズじゃねぇか!! 生きてるだけ害悪だ!金返したらさっさと首吊って死ね!!」


仕方なかったって・・・人を舐めるにも程がある。
たぶん、今までもずっとそうやって生きてきて、一度も痛い目に遭った事が無いんだろうな。
かなり甘やかされて育ってるのがよく分かる。

溜まってたモノ全部吐き出してやったわい。
あ・・この馬鹿、完全に潰れちゃったよ。
しょうがない奴だな・・この程度の言葉で潰れるなんて。


とりあえず、給料の件に関しては彼の嘘だったという事が明らかになり、店は正式に解雇。
誤魔化した経費などについては詳細もないので不問という事で店長との話はついた。



さて、最後のもう一仕事だ。
オモクソ渋いトーンで行くぞ!

「じゃあ、とりあえず詫びくらい入れなよ。」

「申し訳ございませんでした。」

「おいおい・・笑わせるな。
 テメェの詫びってのは、そんなお辞儀みたいな礼なんか?
 何椅子に座ってやがるんだ?
 土下座に決まってんだろ。土下座。
 それとも、土下座するような悪い事はしてねぇってか?」

大の男が嫁さんの前で地面に頭を付けて土下座するのだ。
もうプライドもズタズタだろう。(あるかどうかは分からんが)
自分でも相当エゲツ無い真似している事くらいは分かっている。
される側だって、あまり良い気分ではない。
けど、これはこの一連の茶番の中での肝心要の部分なので、外す訳にはいかない。

まず、大事なのは岩本が二度と店に甘えてこないようにする事であって、
ここで優しく帰せば、こういう人間はホトボリが覚めた頃にまた来る可能性がある。
そして、その時にお人好しの店長やマネージャーが冷たくあしらえるという保証は無い。
泣きつかれれば、また仏心を出す可能性だって考えられるくらいだ。
よって、同じような真似をすれば、また“厄介な奴”が出てくるという認識を与える必要がある。
だから、俺は土下座をさせて最後の最後まで追い込む必要があると考える。
追い込まれたといっても、店と関わらなければ問題無い訳で、
何も行く道を全部ふさぐ訳ではない。
掛け値無しで追い込まれた人間ってのは、ソレはソレで恐いからな。

そして肝心なのは、その厄介な奴が第三者だという部分だ。
店長が悪役になると、店の印象上好ましくは無い。
その点、俺ならせいぜいが元店員。大きな問題は無かろう。
むしろ土下座を強要などすれば、店長も騙された彼も止めるに決まってる。
事実「そこまでしなくてもイイ」と止めてきた。
それでイイのだ。

これで万一、岩本が恨みを抱いたとしても恨む対象は俺一人だ。
どんなに恨もうと、俺は東京な訳だし関係無ぇ。
もし東京まで来たとしても、場数を踏んでない堅気の人間相手に俺がヤラれるとは思えん。
この土下座によって万事が綺麗に解決するのだ。


土下座を終えた岩本に、今度は静かな口調で話し掛ける。
ここから先は、保険というか、事態を綺麗に収めるための飾り文句みたいなモノだ。

「あと、嫁さんにも謝っとき。オマエの事を一番信じてくれてる人やぞ。
 嫁さんだけは、もう絶対に裏切るんじゃないぞ。
 これを気に一度全てを失ったつもりになって頑張れよ。
 このままじゃあ、嫁さんがあまりにも可哀相だろ。
 今回の件だって、オマエを信じたからの行動なんだから。
 それに答えなきゃ、正真正銘救いようの無い男になるぞ。」

嫁さんが泣き始めた。

よし!イイ流れだ。

ばぁーか。
お前等が借金苦で首吊ろうが、
嫁さんがヤクザにソープに沈められようが知ったこっちゃねぇ。
俺が事態を綺麗に片付けたいから言ってるだけだ。
なんか、こういう台詞付け足したほうが大物っぽいじゃない。

馬鹿も泣きながら うんうん 頷いてるし。


でもチョット真面目に考えると、
こういう嘘も全部バレて全て空になってスッキリした状態ってのは、
ゼロからやり直すチャンスでもあるんだよ。
それを生かせるかどうかは奴次第だ。
まぁ・・・・別にどうでもイイんだけど。本当に。


かくして事件は静かに幕を閉じた。
その後、騙された男は帰宅。
店長は溜まった家賃を払いに大家のところへ。
俺は、親父に大掃除の手伝いをするようウルサク言われてたので急いで家へ。

そう、この日は12月31日。
2003年度最後の日だ。
最後の最後にして厄介な問題にブツかったものだと思うけど、無事に片付いて何よりだ。
これで安心して2004年度を迎えられるというものだ。
きっと、2004年は素敵な年になるに違いない・・・・

のっけから数々の受難が待ち受けてるとも知らず、のんきにそう思っていたシュウだったとさ。
そして、年始災厄編はまだ続く。


まだこれで終わりじゃねぇんだよ(泣)

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 1月9日    続々年始災厄編
 

第五章  ポスタル

1月3日 22時45分
様々な受難を乗り切りついに東京に到着。
短かった冬休みも終わり、再び仕事の日々が始まるのだ。
マイナスに傾いた気持ちも取り直し、心機一転頑張らなくては!

・・・・・が、悲劇は更に俺に情け容赦無い攻撃を加える。


ポストの中身が無ぇ!!


つまり、年賀状が一通も無い。
年賀状といえば、お正月最大の楽しみイベントだ!!
密かに、みんなからの年賀状を物凄く楽しみにして帰宅したのに・・・。


そしたら空ですよ、空っ!

もしかして、俺嫌われてたの???
あ〜・・・そうか、誰も俺に年賀状なんか送らなかったんだね。
なんだよ、送ったなんて言っときながらウソツキ。

ふん、別にイイんだけどね。
あ〜そうですか、じゃあ勝手に嫌えばイイんじゃないですかね。
そういえば、オミクジにも「待ち人・・・来ず 音信なし」ってあったしさ。
ま〜〜よく当たるオミクジだことで。

もう、あまりにも凹んだんで、メッセンジャーの@の後ろに速攻で凹マーク付けたね。
もう4つくらい付けたね。
しっかり凹んでるじゃん・・・・・当たり前だっつうの。

貴さん相手に散々愚痴を溢して、その日は不貞寝。



1月4日 12時15分 起床
ショックと言いながらも、案外寝れるものだと感心。
とりあえず、年賀状の件に関しては郵便局に問い合わせてみることに。

すると。間違いなく投函したとのこと。
今日も11時30分頃に、確かに俺の名前が書いてあるポストに投函したと言っている。

こうしてはいられない、速攻でポストまで取りに行かねば!
待ってろ!愛の篭った年賀状達よ!!!
この俺が全身全霊を持って受け止めてあげるから。

ポストオープン!!





空っぽ



ふざけんなーーーーーーー!!!




これで先日から抱いていた疑惑は確信に変わる。
俺に年賀状を送ってくれた人がいることは間違いない。
これは人為的な何かが働いている!


分かった!岩本の逆襲だ!!
あんにゃろ、さっそく東京にまで攻め込んできやがったな。
見かけによらずアクティブな野郎じゃないか。

んな訳ない。


誰かが間違えて持って帰ったか?


ついウッカリ2回も連続で俺のポストと間違えて?

有り得ねぇ・・・


はっ!!
ストーカーだ!!
俺の隠れファンが年賀状を全部盗んだに違いない!

ったく、そんな隠れてストーキングなんかしなくても、普通に出ておいでよ。
即チンコ挿入してあげるから♪


それとも、年賀状のクジ目的の盗難なのかねぇ・・。
これで発表後に年賀状が戻ってきたら笑うぞ。


あと、郵便局員の配達員のバイトが捨てたって可能性。

貴さん曰く
「俺の知り合いも過去に配達中に年賀状捨てたことがあるよ。
 配達が面倒臭くなって、バッグの中身を全部川に捨てて
 “ザマーミロ”ってガッツポーズやってたな。」
らしいし。

ええ、久々に新鮮な殺意が芽生えたね。
あ、年末にも芽生えたばっかりか・・・
たぶん、その知り合いとは一生会わない方がお互いの為だろう。

もう、そんなコトする奴は極刑!!
一生年賀状を受け取れない刑にするべきだね。
いや・・・逆に毎日郵便を1000通送る刑だ。

とりあえず、住民の誰かが間違えて持っていった可能性を夢見て、
ポストに張り紙だけしている状態だ。
年賀状の無い新年はあまりにも切ない・・・・・・・


そして、年賀状を送って頂いた皆様・・重ね重ね申し訳無いです。




エピローグ サザエさんを観ているか?

1月5日 8時35分 
こうして、正月休における俺の数々の受難は幕を閉じたかに見えた。
今日は2004年度の初出勤。
明らかにやる気ゼロだけど、無理矢理気持ちを取り直しての出勤。
最初が肝心だからな・・初日くらいはビシッと通しておきたい。



そう思ってた俺であったが、
オチは最後の最後まで俺を見放さなかった。
まぁ、ウッカリと言えばウッカリだったんだけど・・・・




財布を忘れて遅刻しちゃった(テヘ




いやね、駅について切符買おうとしたら、財布が無いの。
慌てて取りに戻ったけど、間に合わなかったよ。
で、会社に遅れる旨の電話したんだけど、
“俺は決して寝坊ではない!”とアピールするべく、

「財布を忘れたので遅刻します!」

と言ったら、それがツボにハマってしまったらしく、爆笑されてしまった。
しかも、わざわざ朝礼で
「シュウ君は財布を忘れて取りに帰っているので遅刻です。」
と報告までしたらしく、新年早々職場は暖かい笑いに包まれたとのこと。


到着した俺に、BOSSが開口一言

「馬鹿野郎!オマエはサザエさんか!!!」


言われるとは思ってた。
絶対に突っ込まれるのは分かってた。

でも、せめて・・・せめて初出勤なんだから

アケマシテオメデトウゴザイマス

の一言で幕開けして欲しかった。

2004年の仕事はサザエさんで幕開けだ・・少し悲しい。



こうして最後の最後に軽いオチを残して俺の年始災厄編は幕を閉じる。
今のところ、新しくネタに加えるような事件は起きてはいない。


ところで、このネタを書いているときに、ちょっとした事に気が付いた。
それは、1月1日の日記の最後の下りの部分・・・

散々ふざけたシモネタを書き散らした後で、最後にこう締め括っている。

>こうして俺は故郷で骨休みをし、今年一年の英気を養う。
>優しい故郷の空気、そして新年の厳かなる空気に包まれ、
>俺は今、身も心も引き締まっている。
>こういう心機一転するような時にまでフザけた事を考える人間なんて言語道断だ。
>そんな奴は、きっとロクでもない一年が待ち受けているに違いない。


>こういう心機一転するような時にまでフザけた事を考える人間なんて言語道断だ。
>そんな奴は、きっとロクでもない一年が待ち受けているに違いない。

>そんな奴は、きっとロクでもない一年が待ち受けているに違いない。


もう元旦にシモネタを考えるのは辞めようと思った。


これにて、年始災厄編を終わる。







 1月10日   サイト紹介&頂きモノ
 

災厄編もひとまず終わったというコトで、
今回は新規のサイト紹介や年始の頂きモノを紹介しようと思う。

まず、新規のサイト。
麻雀好きの先輩が作った、その名もさくさくさーくる倶楽部
こちらは変態日記と違い、真面目な麻雀日記?を連載中。
麻雀好きの人にはたまらない逸品となっておりますので、是非覗いてみてください。
管理人の淳さんは、いかにも玄人臭を漂わす渋い兄貴。
そこらの変態サイトとは一味違った渋さを醸し出しております、はい。
パンツ被って踏まれて悦ぶ管理人とは大違い。

でも、本人は割と変態です。
漢樹を閲覧してるくらいだから、真人間だなんて言わせませんとも。



次に Spiritual DiaryのKYOさんからとっても素敵なゲームを作成して頂きました。
作成されてから随分と時間は経ってるんですけどね・・ごめんなさい。

そのゲームとは、聞いて驚くことなかれ!

プレイヤーは漢樹のシュウとなって世界を救う旅に出るのだ!!

はい、そこブラウザ閉じない。
分かってますとも、その地点で9割の人間がプレイする意欲を無くしたコトくらいは。

別にイイじゃねぇか!
ゲームの中でくらい俺になったって。
パンツ被ってパワーアップできるんだぜ!
まさに正真正銘の俺じゃん。

でも、KYOさん・・・
俺は鞭撻 のくろさんのパンツを被ってもパワーアップはしないから!
っていうか、被りたくない。

・・・と、あまり書くとネタバレになるので、このくらいにしておこう。


ゲームの進行方法は、テキストを読みながら時折出てくる選択肢を選択して先に進んで行く方式。
間違った選択肢を選ぶとゲームオーバーへと繋がる。
一応、リアル主人公だけあってか、一発目で見事にクリア。
エンディングが何個あるかは俺にも分からない。
クリアした以降は全部モノの見事にゲームオーバーとなっているからだ。
しかも、ご丁寧に戻る機能を使ってやり直すことが出来ないため、
一度ゲームオーバーになると最初からやり直す必要がある。
でも、これはガチャプレイを防止するためには正しい方式なのだとは思う。

さて、このゲーム・・シュウが主人公のくせに特筆するべき点が一つだけある。

それは、敵キャラが全部カピパラだという点だ。

同種殺しだよ!同種殺し!
何が愉しくて、俺がカピ退治しながら進まにゃならんのだ??


せめて一つ欲を言えば、敵キャラは漢樹以外のサイトの管理人にして欲しかったな。

例えば PINK のるなとか、 PINKのるなとか、 PINKのるなとか、
Seacret Signalのkaoriとか、
悪あVITのリラさんとか、
CANDY RAINのあいちゃんとか、 PINKのるなとか。

次回作では、是非とも上記の管理人をボッコスカにするゲームをお願い致します。


そうそう、肝心のゲームへのリンクは コチラ



次もKYOさんが作成された傑作!
その名はズバリ変態占い!

変態占い


はい、やって頂きましたか?
コレに関しては取り立てて説明は不要でしょう。
平たく言えば、動物占いの変態版。
生年月日を入れれば、貴方を該当する変態に見立てて占ってくれます。

因みに、俺が占った結果・・


シュウさんは、PINKのるな です。



んなアホな!!!



最後に ポキィズム のあやさんから、年賀画像を頂きました。




素敵すぎます(濡)
あやさん、相変わらず絵上手い!!!!!もう最高です。
しかも、何気に刻まれてる うんこ の文字。
さすがは、ポキィズム=うんこ ニクイ演出じゃあないデスか(惚
素敵なイラスト、本当に有り難うです。


あやさん以外にも年賀メールや年賀状(事故に巻き込まれて申し訳ないです)
をお送り頂いた方々も、本当に有り難うございました。
今年も一年宜しくお願い致します。

以上でサイト紹介&頂きモノ紹介を終わります。






 1月11日    新製品サポート
 

最近、急用の助っ人で某デジカメメーカーのサポートに回った。
新製品が発売されて、問い合わせが殺到して大変だからだ。

その新製品のその名は

盗撮君 と EROPIX2000

盗撮君は、超小型カメラで靴のつま先の部分に収納できる逸品。
付属のコントローラーによる遠隔操作も可能なので、自由度の高い撮影が可能。

また、EROPIX2000は超望遠仕様で赤外線透視フィルターを使っての暗闇撮影や透過撮影も可能。


メーカーの方針では、この両製品を今後の主戦力として前面に押し出していくつもりのようだ。


実際に助っ人で入ってみると、問い合わせが殺到しまくりで超大変だ。
こないだなんて、盗撮君を片手に会社まで怒鳴り込んできて、

「撮影時のシャッター音がうるさくてパンツの盗撮ができねぇじゃねぇか!!!
 どうにかしやがれ馬鹿野郎。」


・・と、盗撮君を叩き付けながら、受け付け嬢相手にブチ切れてた人も居た。

盗撮防止のために、シャッター音を消すことは出来ない仕様だと説明しても、
全然理解してくれずに撃退には相当苦戦した。


因みにまだ内緒だけど、今度新製品として、
シャッター音を消せるアクセサリーで「無音君」の発売を予定しているらしい。
予定価格は128,000円、あくどい商売をしていやがるぜ。


さっきもEROPIXを使用しているっていうユーザーからお問い合わせがあって、
どうも透け具合がイマイチなので不良品かどうか確認して欲しいって言われた。
下着までは透けるが、乳首まで見えなくて困ってると言っていたので、
「トラブルかどうか判断する為に、直接画像を確認したいのでメールでお送り下さい。」
とアナウンスしたばかりである。

そして、今から“ピントが上手く合わない”という盗撮君で撮影した画像の検証作業だ。
一応、画像だけでなく実機も使っての検証作業もしてみるつもりではある。
仕事とはいえ実に辛い。



・・・そろそろ収集がつかなくなってきた。
話の切り上げどころに悩む。
勿論、全部ウソだ。
盗撮君にEROPIX・・そんなモノが本当に発売されたら売れるんだろうなぁ。
別に俺は買わないからイイんだけどさ。
でも、そんな製品のサポートなら一度やってみたい気もする。
仕事でもリアルでも変態に囲まれた素敵人生になるコト請け合い。







 1月12日   無職生活のススメ
 

別に今に始まった話ではないけど、仕事が面倒臭い。
ダメ人間の俺は、無職になってダラダラ過ごしたいと常々思う。
少しくらいなら働かなくても良いくらいの貯金はある。

けど、実家の場合は無職というのは何かとプレッシャーもあって大変だ。
実際にケーブルテレビの仕事を辞めてから数ヶ月の間は無職であった訳だけど、
何かとプレッシャーもあってダラダラという訳にはいかない部分もあった。
そこで、今回は実家で無職ライフを満喫したい諸兄の為に、
実家で送る快適無職ライフ計画を提案しようと思う。



だいぶ前になるけど、日テレあたりの番組で
20代後半の引き篭もりを更正させるって内容の番組を見たコトがある。


内容は、20代後半で無職の引き篭もりの青年が主人公。
一日中部屋に篭りっきりでインターネット。
リアルがハゲでガリな為に、偉そうに振舞えるネットの世界が気に入って引き篭もりを決意。
食事や欲しいモノを書いた紙を部屋の前に置いておき、母親が毎日買いに逝く。
親は親で、少しでも息子の望むことをすることで、立ち直ればと考えてるらしい。
漫画など買い忘れがあると、ぶち切れて暴れる。

番組ではコイツを色々と画策して外へ出そうと奮闘する訳なんだけど、
よくよく考えてみれば、コイツって病気でもナンでもない単なるヘタレヒッキーなんだよな・・・
心の病気なんて言葉もあるが、苦しんでも闘っても無いコイツは断じて違う。

だいたい苦労して部屋から連れ出しても、
街中で少しガラの悪い奴が「キモッ」と一言言えば速攻で引き篭もりライフに逆戻りだろうに。


この引き篭もりという行為・・・これは実家に住んでる人間の特権である。
一人暮らしの俺が引き篭もりになろうとしても限界はある。
上の青年のような暮らしはまず不可能であろう。



そこで、この引き篭もりシステムを実家の無職ライフに取り入れてみては如何だろうか?
何も親にまで買い物に行かせる必要は無いが、基本的には部屋に篭りっきりで外には出ない。

何故無職時代の俺が親からプレッシャーを掛けられたのかと言えば、それは元気だからだ。
連日連夜明け方まで遊び歩いて、昼過ぎまで寝て、起きれば飯を大量にガツガツ食う・・
これでは文句を言われても仕方が無い。

その点、引き篭もりになってしまえば、住居費の請求どころか就職どころの話ではなくなる。
飯も部屋まで運んで貰うくらいの演技でなければ話にならない。
時たま奇声をあげたり、壁をドンドン叩く演出も行えば尚更効果がある。
これで「就職しろ!」などという言葉とは無縁の世界で、無職ライフを満喫できるハズだ。
外に出るときは、週一くらいのペースで奇行を装い外出すれば良い。

金も尽きて働きたくなってきたら、少しずつ更正する振りをする。
「お父さん・・お母さん・・今まで迷惑掛けてゴメン、俺・・働くことにするよ・・」
とでも言えば、感動してくれるコト請け合い。
無職ライフを満喫できる上に、最終的には親をも感激させるコトができるという、最高の作戦だ。

無職を希望される皆様は、是非とも参考にされては如何でしょうか???





・・・なんてネタを書いてたら、

<青年意識調査>日本社会「就職難しい」64% 「豊か」減少  


なんてニュースを発見してしまった。



反省。






 1月13日    漢樹的成人式
 

今年も成人式がニュースのネタになった。
アチコチで色々と言われているものの、俺的には「まぁ、イイんじゃないの?」と思ってる。

マスコミはマスコミでどうせ“そういうの”を期待してたのだろうし、
知識人は知識人で色々と講釈垂れ流せる機会も得れる訳で、
新成人は新成人で、特別な能力も無い凡人が一生で唯一目立てる舞台な訳で、
テキスト職人はテキスト職人で、書くネタが一つ増えて喜んでる状態だ。
見事に円満解決ではないか。

マスコミや知識人なんかに至っては、
成人式前から既に番組企画としてアレコレ内容を検討していたかもしれないし、
これでテレビ側に雇われた新成人のヤラセ暴動なんかが発覚した日には、
あまりの愉快さに笑い転げて脱糞してしまいそうだ。


日本の未来を担う若者が・・と嘆く良識ある諸兄も多いとは思うが、
こいつらが騒ごうと騒ぐまいと日本の未来は凄く暗いから余計な心配だろう。


因みに、俺の中での2004年度のベスト・オブ・チキン賞は、

川崎市にお住まいの、土足で成人式の壇上に上がって

「これから日本を背負っていくのは確実におれらなんで、テンション上げていこう」

なんて偉そうに抜かしておいて、
後でこっ酷く叱られて「ごめんなさい」ってペコペコ謝った新成人に早くも確定。
君は日本を背負わなくても良い。


だいたい躾のなってねぇ猿がネタ欲しさのマスコミに煽られて調子こいてるだけで、
あんなのはゴッコだ。
ちょっとした反抗ゴッコなのだから無視しておけばイイのだ。
誰も相手にしなくなれば、そのウチ黙る。


っていうか、ちっとも面白くない。
横断幕を破ったり、市長にヤジを飛ばす程度でネタになるとでも思ってるのか?
そんなのでテレビで取り上げらようだなんて芸人をナメてる!!
捕まっても高々知れている安全圏から吠えて、何の反抗や主張ぞ?
もっと面白いことや派手なコトをして視聴者を愉しませる気は無いものかねぇ?
厳粛な式かと言えばそうでもないし、
暴れるかといえばチョコマカ騒ぐ程度・・・つまらなすぎてアクビが出る。
乱れてるという言葉を使うコトすら勿体無いわ。
やるならもっと徹底的にやって欲しいね。


まずはタンクローリーで会場に特攻。激突前に飛び降り大脱出!
タンクローリーに太字で主張でも書いておけばニュースにもなる。
何十人かは巻き添えを喰らって死ぬだろうけど、仕方が無い。

次に生中継のテレビカメラに向かってチンコ出して放尿。
脱糞でもOK。放送禁止用語を連発すれば尚良し。
横断幕破るとか、ハコ乗りに酒のラッパ飲みなどチンケすぎて話にならない。
これで、視聴者にもホットな刺激をお届けできるし、
テレビ局には鬼のように抗議の電話が鳴り響くので、凄く愉快なコトになるし、
全国のお茶の間にチンコを晒せるのだからハタチの良い記念となるだろう。


次に市長の挨拶。
これもヤジとかクラッカーとかショボイ真似は止めて欲しい。
集団レイプで市長のケツの穴を掘れ。
欠伸の出るような挨拶よりも、建物中に響き渡る市長の絶叫のほうが愉しいに決まってる。
その後は、尻から煙をあげてくたばってる市長を放置して、
会場舞台に乱交パーティにでも持ち込めばバッチリだ。
着物相手は萌えるぞ。・・やったコトねぇけど。

または市長に電流爆破デスマッチやゴンドラデスマッチを申し込んでも良し。
その際は木刀で庁舎中のガラスを破壊しまくろう。愉しいから。
なんなら、市長自ら電流爆破デスマッチで反抗する新成人を次々と葬り去っても良い。
新成人となった市民にパイルドライバーを喰らわせる市長なんて萌える。
ディズニーランドを会場にするような呆けとは大違いだろう。

終わった後は菊を掘られて生きる屍と化した市長を置き去りに、ガソリン撒いて会場を爆破。
大作映画のラストみたいでカッコイイ。
逃げ遅れた成人はそこで人生終了。
やったほうも確実に人生終了だけどな。

そうすれば、次の年からは、市長も2メートルくらいある黒人のSPを
5〜6人くらい連れてきそうだし、年々成人式も殺伐化してきそうで愉しい。
そこまでするくらいなら成人式なんてヤメロって話だけど、
そこまで逝ったら中止なんて勿体無くてできるものか。


ここまでやれば、確実に大ニュースとして取り上げてくれるし、見てるほうも清々しいのに。
むしろ、今年の新成人は頼りになるとすら思ってしまいそうだ。


と、いう訳で来年の成人式は密かに期待しておくので宜しく。
それが出来ないのなら馬鹿な真似は止めて、大人しく座って市長の話聞いてろ。
以上。


・・ところで、これって本当に実行されたら、もしかして殺人教唆???







 1月14日   成人の 資格
 

ふと思ったけど、何もハタチで成人式にする必要はないのではなかろうか?
ハタチを過ぎてもガキみたいな輩は大勢いるし、
ここは何か大人としての儀礼を通過した者のみが成人式に参加する方式に変えてはどうだろう?

そうすると、大人としての儀礼とは何か?という問題になる訳だけど、答えは簡単。



ズバリ童貞卒業!!


年齢を問わず、童貞を卒業した漢のみが成人式に参加するコトを許される。
あ、そうそう、今回のネタは男のみを対象としているので宜しく。
つまり、童貞は何歳になっても成人式には参加できないし、
童貞さえ卒業すれば、小学生でも成人を迎えることが出来る。
30過ぎてようやく成人式に参加できた漢なんて、感慨のあまり泣き出すかもしれない。
もはや騒ぐどころではない。

会場ではきっとこんな会話が繰り広げられるのだろう・・

バグ「俺もやっとハタチを前にして童貞を卒業できたよ。」

タク「だね、お互いに卒業できて良かったな。」

バグ「そういえば、シュウさんは?」

タク「シュウさん、今年もダメだったみたいだよ・・」

バグ「そうか・・・今年も成人にはなれなかったか・・・・」

タク「来年で40になるのにな・・・」


ものっそ切ない会話だ。


もちろん、嘘をついてはいけない。
童貞を卒業すると、相手の判を押した用紙を役所に届け出ることにより、
国から成人と認識されるので、偽ってもすぐにバレる。
その場合は童貞偽証罪として刑罰の対象となるので注意が必要だ。

漢樹シュウ(32歳 無職・童貞)童貞偽証罪で逮捕。

こんな記事イヤだろ?


ただし、童貞卒業で成人を迎えるという事は、非童貞は未成年扱いされるという事でもある。
これにより、バスや電車の公共料金及び、映画の料金にも子供料金に加え、
童貞料金というのが新たに加わる。
半額になる代わりにチェリーの絵柄の入ったピンクの切符だ。超目立つ。
各種施設でも、学割に加えて童貞割引があるので、
チェリーの柄の入った免許証なりの身分証を提示して「童貞です。」 と言えば割引の対象となる。


また、未成年なので、当然犯罪を犯したときの刑罰も未成年扱いとなる。
そのため「俺たちは無敵の未成年様だー!!!」が、
「俺たちは無敵の童貞様だー!!!」に変わる。
ただし、逮捕時は名前の横に必ず“童貞”と刻まれるので注意が必要だ。

それに、童貞=未成年なので、50過ぎても童貞は半人前扱いされるし、
童貞という肩書きが公然と付く為に、世間一般からも幾らか好奇に近い目で見られる。
何も良い話ばかりではない。
逆に、童貞さえ卒業してしまえば、何歳だろうと成人扱いなので、
小学生でも料金は全て大人料金だし、犯罪を犯せば場合によっては死刑になる。



例えば・・・

「課長、今年の正月は実家に帰られたのですか?」
「ああ。」
「でも、課長の実家遠いですし、帰るの大変でしょう?」
「いや、飛行機だからスグだよ。」
「飛行機ですか?リッチですね!!」
「ああ、俺は童割(童貞割引)を使ってるから半額なんだよ。」
「うらやましいですね、俺も童割使えたらなぁ。」
「君はもう成人だからね。」
「そうなんですよ・・もう14歳の頃から大人料金なんで、大変でしたよ。」
「・・・・。」

こんな切ない会話も繰り広げられるのだろう。


因みに健康な男子は風俗による童貞の卒業は全面禁止。
未成年の飲酒喫煙と同様に法律で禁止され、破れば刑罰の対象となる。
コレは完全に罰則及び懲罰の対象となるので、要注意が必要だ。

〜タバコとお酒はハタチから 風俗は童貞を卒業してから〜


閉塞された社会に大きな風穴を。
関係者の皆様、こんな新案如何でしょう????






 1月15日    漢樹人生サポートセンターD
 

PLULULU・・・・・

担「お電話有り難うございます、漢樹人生サポートセンター、担当シュウでございます。」
客「おう、俺は某国で総書記長をしている金という者だけど、最近夜の営みの調子が悪いんだ。
  なんとかならないか?」
担「左様でございますか。
  念の為確認致しますが、年齢による問題とかではございませんでしょうか?」
客「いや、そんなコトはない。俺はまだまだ若い。」
担「そうなりますと、精神的な要因が考えられますね。
  お客様、最近お悩みなどございませんでしょうか?」
客「ああ・・たくさんあるな。」
担「そうなりますと、その悩みを断てばお客様の息子も元気になると思われます。」
客「そうか、最近ウチも何かと財政面で大変でさぁ・・。
  んで、色々とやり過ぎちゃって槍玉に挙げられてるんだよ。」
担「それなら亡命などされてみては如何でしょうか?」
客「いや、それはダメだ。贅沢ができなくなるし、肝心の喜○組まで手放す事になるではないか!」
担「では、方法としては財政を立て直すしか無いという事ですね。
  でしたら、日本にお金をせびってみては如何でしょう?
  “シャザイトホショウヲ”とだけ言っておけば沢山搾り取れる仕様となっておりますので。」
客「それは既にやっている。」
担「では、偽札やクスリを流してみられては?」
客「それもやってる。」
担「では、朝銀あたりに・・」
客「それもとっくにやってるけど、まだまだ苦しいんだよ。」

担「・・分かりました。
  では、お客様は軍備のほうは整っておられますでしょうか?」
客「ああ、整ってるよ。」
担「でしたら、南侵されては如何でしょう?」
客「うん、それもイイと思うけど、日本侵略したらどうかな?」
担「個人的にはあまりお奨めしたくはございませんが、良い案だとは思います。」
客「だろ!」
担「そうなりますと、早速ミサイルなど打ち込まれて威嚇されてみては如何でしょう?
  問題が起きましても人工衛星だと言い張れば大丈夫ですから。」
客「よし、分かった!
  それじゃ、早速侵略の準備に取り掛かるよ。色々とアドバイスありがとう。」
担「では、また何かございましたらお問い合わせ宜しくお願いします。」








 1月16日   肥満講座
 

今日はデブになる為の方法を伝授する。
世の中に痩せる為の講義は多々あれど、デブになる為の講義はココくらいなものであろう。

デブって素敵だぞ。

何時でも何処でも汗ダ〜ダ〜
10歩歩けば息切れ動悸にズボンは股ズレ
冬でもポカポカ、お肉はプニュプニュ防弾チョッキ
仇名はトトロかハート様

はい、ラップ調でもう一度♪

♪何時でも何処でも汗ダ〜ダ〜
 10歩歩けば息切れ動悸にズボンは股ズレ
 冬でもポカポカ、お肉はプニュプニュ防弾チョッキ
 仇名はトトロかハート様♪

どうだ、素晴らしいだろ?
君もそんなデブライフを送ってみる気はないか?

みんなからバカにされてた奴はデブになって見返してやれ!
そうでない奴もデブになってヒーローになれ!


   デブになる為の十箇条

デブになる為のその1
  ・常におやつを携帯するべし
デブになる為のその2
  ・朝食は食うべからず
デブになる為のその3
  ・食事は常に炭水化物と揚げ物を
デブになる為のその4
  ・3時のおやつを怠るべからず
デブになる為のその5
  ・常に昼寝を心掛けよ
デブになる為のその6
  ・コーラーか乳飲料以外は飲むべからず
デブになる為のその7
  ・口の中を空にすること無かれ
デブになる為のその8
  ・就寝前の間食を忘れること無かれ
デブになる為のその9
  ・マヨネーズを忘れること無かれ
デブになる為のその10
  ・食うために歯磨きを怠ること無かれ



以上の十箇条を守れば、必ず立派なデブになるコトができるであろう。
太らないからといって、決して焦ることは無い。
デブは一日にしてならずだ。
常日頃の積み重ねが大事だと言うコトを忘れてはならない。

デブになれば、こんな素敵な生活が君を待ち受けている。


女A「キャー、シュウ君のそばってポカポカしてて暖かい♪」
女B「暖房みたいだね。」

デブモテモテ


女A「キャー、シュウ君のお腹ってプヨプヨしていて気持ちイイ。」
女B「ズルーイ!私も揉む〜〜〜!!」
デブ「あはは、よしてくれよ。」

デブモテモテ


女A「キャー、シュウ君ってトトロみたい!」
女B「かわいい〜〜〜」

デブモテモテ

ピストルだって効きやしない!

これぞデブファンタジー!
これぞデブマジック!

君もファンタスティクなデブを目指して、明日から一緒に肥えようぜ!






 1月17日    ラストサムライ
 

武士道とは死ぬことと見つけたり・・・
己が主に忠義を貫き 己が主のために身命を賭す

先日、映画のラストサムライを観に行った。
最高。かなり良かった。
俺的にはお奨めしたい作品の一つである。

渡辺謙の渋さもさることながら、武士の精神を見事に描ききれており、
終始一貫した美が貫かれている点も特筆できる。
トムクルーズのぎこちない日本語もファンには堪らないかもしれない。
なにより、外国人がよくあそこまで日本の武士道精神を表現しきれたものだと驚く。
上記の葉隠れの一節“武士道とは死ぬことと見つけたり”が見事に集約された作品だ。
切腹の感覚も単にハラキリではなく、武士の切腹として描かれているのが素敵。

以前の日記で「武士道も騎士道もダンディズムも国境は違えど根底に流れるモノは同じ」
と書いたけど、武士精神独自とも言える忠義の精神まで理解していなければあの作品は書けない。


・・・・まぁ、いいや。
ゴチャゴチャ言っても俺の自己満足でしかないし、ヤメ。
面白い映画観ると、ベラベラと能書き垂れたくなるんだよ!!
分かるでしょ??
とにかく面白いから、まだ観てないなら観れ。


でもさ、あの作品には外国人から見た武士というモノへの憧れ的な妄想も沢山含まれてると思う。
理解すると同時に、どんどん妄想も膨らんでいったのだろう。
当たり前だけど、武士という武士の全てが葉隠れ的精神で生きていたかといえば、
そんな訳があるハズもないし、アレはアレで「これぞ素敵な武士!」と理想の武士像を綴った、
ある意味現代で言う「モテ本」に近いスタンスの本だったのかもしれない。
大昔に書かれたモテ本を、歴史学者が必死で紐解いてると思えば、それはそれで愉快だ。
1000年後には、以前に漢樹で紹介した「ちょっと硬派なモテる男 もてない男」が
21世紀の男の生き方を記した書物として研究されていたら面白いかもしれない。


何はともあれ、そうやって想像力を駆り立てる文化が過去にあるというのは、
夢や浪漫があっていい事だと思う。
そして、我々は我々の子孫に何を残すことができるのだろうか?
精神、美学、哲学・・1000年先の子孫が誇り夢を語れる文化。


そこで、俺は遠い未来の子孫のために、漢樹を未来に残そうと思う。
俺が死んでも、漢樹は消さない。
21世紀の精神文化の象徴として、俺は漢樹を残す。

そして、漢樹を見た子孫は感激のあまり、映画「ラストカピパラ」を作るに違いない。
この俺様が誇る美学をどこまで表現しきれるか楽しみである。


オールグレン:Why is he feeling pleasure to be step on?
       (訳:彼は何故踏まれて喜んでいるのだ?)

カピ元:異文化というのは往々として自国の常識では計り知れないものが多い。
     だから会話するのだ。


こうして、私の不思議な哺乳類に囲まれた生活が始まった・・・
彼等は常にハァハァ言いながら、自ら喜んで苦痛を受ける変わった習性を持っている。
そして、彼等は常に女王様という存在に忠誠を誓う。
その苦痛を自ら喜んで受ける様は、まさに己に厳しく、他者に優しく・・・
彼等こそまさに誇り高き哺乳類だ。




カピ道とは踏むことと見つけたり・・・
己が女王様に忠義を貫き 己が女王様のために身命を賭す







 1月18日   引き篭もり対談
 

少し前に引き篭もり絡みのネタを書いたら、貴婦人の貴さんと引き篭りネタで盛り上がった。

貴「俺等で“引き篭もりやめさせます!”って仕事でも開業しようか?」
俺「いやいや・・難しいって、ソレ。」
貴「簡単だよ、ハンマーで部屋の壁全部ぶっ壊して部屋無くせば解決だから。」
俺「ああ、そうか。部屋が無くなれば引き篭もりできないもんな。」
貴「でしょ。自分の部屋なんか持つから引き篭もりなんて真似ができるんだよ。」
俺「確かに狭いアパートに住む大家族なんかは、引き篭もりいないんだろうね。」
貴「無理だもん。」
貴「とにかく外に出るようにするコトが大事なんだから、毎日家まで引き篭もりをブン殴りに行こう。
  そしたら家に居なくなるから。」
俺「名案だよ、それ。親怒ると思うけど。
  で、外に出たら家のカギを閉めて入れないようにしてしまおう。
  一週間くらい外で暮らせば、引き篭もりも治るだろ。」
貴「だね。
  部屋にある電話回線も全部引きちぎろう。
  一日中ネットなんかしてるから引き篭もるんだよ。」
俺「確かにネット中毒は多いよね。
  インターネットやネットゲームで人生ダメにした奴って案外多そう。」
貴「絶対多い。」
俺「そういえば、テレビ仕事時代に
 “引き篭もりを無理矢理引きずり出そう”みたいな番組企画を出したらさ、
  ちょうど今回の話みたいな、メチャクチャ怒られたな。
 “引き篭もりをナンだと思ってるんだ!”って。
  ナンだって・・引き篭もりは引き篭もり以外のナニモノでもないじゃん。
  結局言い合いになって、上の人ドア蹴り飛ばして部屋出て行ったよ(ゲラ」
貴「君がテレビの仕事から消された理由がよく分かったよ。」
俺「消されたんじゃねぇって。」

貴「でも、自分の子供が引き篭もりになったら嫌だよね。」
俺「嫌だね。グレるのとどっちが嫌だろうね?」
貴「グレるほうだろう。引き篭もりは他人には迷惑掛けないから。」
俺「いや、分からんぞ。
  部屋に入ったら幼女が監禁されてるかもしれないし。」
貴「そうしたら“あ〜、ウチの息子もちゃんと外に出てるんだ!”って安心する。」
俺「するかっ!」

貴「なにはともあれ、引き篭もりは無理矢理にでも外に連れ出すのが一番さ。」
俺「こうして考えてみると、ちょっとしたアクションで引き篭もりって簡単に治るかもね。」
貴「そうそう。心の病気なんて言うけど、そうやって甘やかされてる部分は確実にある訳さ。」
俺「うん。心に大きな問題を抱えている人がいる反面で、
  そういう自分に甘えた人も沢山いるコトだって事実だろ。
  テレビだって優しいお涙頂戴だけではなく、そういった一面だって見せる必要はあるんだよ。」
貴「世の中の出来事なんて、片面からの視点では全ては分からないものさ。
  反対側の部分にも光を当ててみて、初めて分かる真実も確実にあるって。」
俺「実際にそういう甘えた人だって、自分では“心に問題を抱えてる”なんて思ってるだろうけど、
  大なり小なり誰もが心に問題の一つや二つは持ってるよ。」
貴「そうだよ!俺だって毎朝会社に行きたくないという心の問題と闘いながら出社してるんだから。」
俺「あはは,俺もだよ。」
貴「実際、一人で生活している人間は、引き篭もりなんて甘えた真似はできないからね。」
俺「癒しや優しさも結構な話だけど、そういった自立を促すようなメッセージだって必要だと思うぜ。
 “人は一人では生きられない”って言葉は真実だとは思うけど、
 “一人で生きようとする心の無い人は生きられない”ってのも真実だと思うもん。」
貴「だね。」
俺「でも、この話を漢樹で書いたら不快に思う人も多いだろうね。
  ネットやってる奴なんか大半が引き篭もりなんだし。」
貴「君が言うなよ。」
俺「冗談だよ、冗談。
  でも、フザけたコト言ってると思うし、不快に思う人が居るのは分かってるけど、
  今回の内容は確実に真理の一面を照らしているさ。」
貴「なるほどね。
  けど、漢樹でそんなマトモな締めになると、俺は寂しいよ。
  変態じゃない漢樹なんて漢樹じゃない。」
俺「うるせぇよ。」







 1月19日    運転代行業
 

副業で新しく運転代行業を始めようと思う。
酔っ払ったりして車が運転できなくなった人の代わりに運転してあげる
・・ってのが運転代行業である。
そういう仕事なので、もちろん車の運転もしよう。

けど、俺の代行する運転は車だけではない。

勢いでホテルに連れ込んだけど、酔っ払って勃たない貴方

妻とのセックスレスが続いてデンジャーな状態の貴方

そんなヤラなければイケナイのに出来ない状態の貴方に代わって、
私がシッカリと女性の運転を遂行致します。

気になる料金は、私のコンディションと相手によって随時変動するので時価というコトで。
安全に、尚且つ確実に相手を目的地(絶頂)まで到達させて頂きます。
尚、運転方法につきましては一切の指図は受けませんので予めご了承ください。

ただいま、お試し開業期間につき、3割引きでお引き受け致します。
お悩みの諸兄は是非ともご連絡ください。









 1月20日   バンド企画
 

といっても、別にカピバンドの話ではない。
貴婦人の貴さんが「サラリーマンバンド」の結成を決意した。
サラリーマンバンド・・・つまり、メンバー全員が普通のサラリーマンで、
ライブも全員普通の背広にネクタイで登場。
たぶん、ラストステージでは全員ハチマキネクタイで熱唱するのじゃないだろうか?
歌も会社の出来事をテーマにした内容で攻めるようだ。

俺の脳内では、既に「リストラブルース」とか「僕と課長の生きる道(デュエット)」
とか「お局様がやってきた」なんてタイトルがボンヤリと頭に浮かんでしまった。
貴さん自身は、歌そのものは真面目にやるつもりらしいけど。
一応、俺本人も作詞で仲間に加わる予定。

最初はいつもの俺と貴さんとの会話みたく、冗談かと思ってたんだけど、
HPで募集企画を立ち上げていたし、他のバンド募集の掲示板にも書き込みをしているようなので、
どうやら本気で結成をする気である事が判明した。


募集記事



惜しむらくは、その真下に「富士の樹海かくれんぼゴッコ」なるフザけた企画があるために、
バンド募集まで冗談と思えてしまう点か。
いや・・・貴さんは、この企画も本気だったらしいけど・・・・


という訳で、音楽に興味のある方でバンドに加わって頂ける方を募集します。

応募資格は楽器が弾ける人(ギター・ドラム・ベースなど)、または歌が上手い人。
あと、何か特技のある人。
サラリーマンが好ましいけど、サラリーマンでなくても可。
ただし、ステージでは背広(女性は制服)を着用。

一番大事なのが「音楽を本気でやる気の無い人間」。
こう書くと“ナメてるのか?”と言われそうだけど、これは重要。
もっと良い言い方をすれば、バンドの趣旨は“音楽を使って遊ぶ”なので、
「俺はバリバリ音楽をやるぞ!」って人とは絶対的に方向性が違う。
俺がカスタネット担当であるコトからも、いかにお遊びを重視しているかがよく分かるだろう。
曲も演奏も本気で力を入れるけど、お遊びにも思い切り力を入れる方針なので。

年末にはライブができたらイイなぁ〜・・・といった感じで考えております。

30前後のサラリーマンのみで結成されたサラリーマンバンド!
興味のある方は是非俺か貴さんにメールを!!!(若くてもオジサンでもイイよ。)


因みに、貴さんは俺にカピパラの着ぐるみを着させてステージに立たせるつもりらしい。
コレも話しているウチに“本気で俺にカピパラの格好をさせる気だ・・・”
というコトが判明・・・どうしたものか・・。



イメージ?








 1月21日    風邪
 

久々に風邪を引いて会社を休んだ。
その時、会社に“今日は休む”って電話を入れた訳であるが


BOSS「馬鹿野郎!オマエみたいなんが風邪引くか。
    本当は元気でビンビンしてるんじゃないだろうな?」



それはちょっとあんまりじゃないでしょうか???

如何に自分が瀕死でデンジャーであるか、
尚且つ会社に行けなくて無念極まりないかを必死でアピールして休みを獲得。
このBOSSも俺に対しては情け容赦無い突っ込みを入れてくる。
他人に優しくカピパラには厳しい。
とどのつまり、ネット上での俺の扱われ方と大差無いと考えて頂いても支障は無い。


で、風邪は1日である程度は回復したので翌日には出社。


BOSS「オマエでも風邪引くことがあるのか???」

俺 「ありますっ!」

BOSS「オマエが風邪引くなんて信用できるか!」

俺 「グレますよ?」


A(♀)「おはようございます。」

BOSS「おう、体調悪そうだけど大丈夫か?無理はするなよ。」

俺 「・・・・・・・・・。」


普通に凹んでいる。



スミマセン・・・普通に風邪引いても飯だけは食える俺が、
吐き気で流動物しか食えなかったんですど・・。



もうね、頑丈キャラなんて糞喰らえだね。
俺は自分の心に誓ったね。
今年は虚弱キャラを目指す!
なんか、こう〜・・・薄幸の美少年って感じ?
部屋のベッドから常に外の世界に憧れて窓の外を見ているような、窓際の美少年。

目標は業務中に吐血。


ちょっとヤケクソ気味です。
ギックリ腰の時は疑問文の一つも無く信用して貰えたのに、
風邪の時はちっとも信用してもらえないキャラなんて嫌すぎる。
とはいっても、本当に病弱になっても困るので、
見掛けは病弱で中身は頑丈・・これが一番理想かも。












 1月22日   チンコ自慢話
 

A「俺は特技は居合抜き。
  コスった瞬間に発射するという神技の持ち主さ。
  誰も俺が擦る影すら見た者はいない。」

B「ふふん、貴様の居合ヌキなど所詮は独り演舞に過ぎぬ。
  我がチンコは疾風。
  そのあまりの速さに、女は挿入されたコトすらも気付かない。」

C「速さだけが能だと思うなよ!。
  俺のチンコは収納便利なコンパクトサイズ。
  戦闘態勢でも僅か4cm足らずだからスパイ活動に最適さ。
  満員電車の中でも人知れず発射できるぜ。
  それに挿入されたコトに気付かれないのは俺も同じだ。」

D「小さければ良いってモノではなかろう。
  女が一番求めているものは清潔さだ。
  俺のチンコはラバーコーティングされていて常に清潔に保たれているのだよ。
  君たちのように常に剥き出しのチンコじゃあ汚いからね。」


3人「さっさと剥け」







 1月23日    開放の季節
 

貴さん曰く。
年末年始の女は開放的なので“やり易い”とのこと。
そんな馬鹿なコトあってたまるものか。
春は春で出会いの季節で開放的になると言うし、
夏は夏で開放的になると言うし、
冬は冬で寒い季節に出会いを求めて開放的になると言う。

日本の女は年中発情期か?

いずれにせよ、そんなモノは所詮はモテる男にとってのに関係のある話で、
非モテにとっては開放的だろうがどうだろうが関係の無い話だ。

とはいえ、貴さんの話に一縷の望みを感じたのは悲しいが事実。
俺も年初めに素敵な女神を獲得できないものかと考える。

いっそ、社内メールで

・1月25日〜31日の間で○△本社に出向して頂ける方、主任まで。

・今月の勤怠表の提出は27日です。各自仕上げておくように。

・共有フォルダに12月の勤怠率と接続率をアップしました。

・1月28日〜31日の間でシュウとデートできる方、主任まで。

・共有フォルダにシュウの画像とプロフィールをアップしました。各自確認しておくように。



または、回覧で

・シュウとお付き合いをしても良い女性の方はチェックをして下さい。

と回して貰おうかな。
もしかしたら、一つくらいチェックが入るかもしれない。


いや・・社内恋愛は拗れると面倒臭いし、一度ポシャルと次の物件への移行が困難だ。
かつて、俺の偉大な先輩が

“同じ池で二匹魚を釣ってはいけない”

という、素敵な名言を残してくれたコトを思い出す。
この言葉は、この俺の生涯に渡る金言となるであろう。


そもそも、そんなに開放的になるのなら、そんな面倒な真似なんて必要ない。
街中にバイブ一本持って出掛け

「ヘイ彼女!俺のチンコ挿れてみない?!」

と声を掛ければ全然OKのハズ。


とりあえず、発言もとの貴さんにも責任を取って貰い、 週末には二人でバイブ片手に街へ繰り出そうと思う。
応援宜しく。











 1月24日   漢樹ドラマ情報
 

今回は、巷で人気のドラマが2本ほどビデオ化されますので紹介しようと思います。

一本目に紹介するのはシュウの切ないラブストーリー。
悲しい独り身のシュウがモテを目指して立ち上が感動のストーリーです。
忘れかけた人を本当に好きになるという気持ちを思い出させてくれます。


タイトル:ひとりエッチ

第1話「モテ男を夢見て」

第2話「心の中で僕はデートする」

第3話「Mへの目覚め」

第4話「雑草精神!僕は踏まれて強くなる」

第5話「襲撃!女王様」

第6話「そして今日も引き篭もり」

第7話「最強のライバル登場!その名はベッカム!!」

第8話「パンツを被り僕は踊る」

第9話「決意!告白の場所へ」

最終話「そしてまた独りぼっち」


★見どころ
第1話では、誕生日を迎え、ついに彼女居ない歴=年齢のまま
30代に突入した主人公の悲哀を見事に表現。これを機に主人公はモテ男を目指す。
視聴者の間で評価が強い共感と「キモイ」という非難に二極化したという珍しい主人公でもある。
第2話では、脳内デートを繰り返しながら「エヘラエヘラ」と笑う主人公の様子は必見!
このワンシーンで同作は本年度最優秀ホラー賞の最有力候補となる。
第5話では、るな女王様の情け容赦無い罵倒攻撃に全国のMが次々と失神。社会現象を巻き起こす。
第7話では、主人公の最大のライバルであるベッカムが登場。
にも関わらず、終始主人公との絡みは一切無いという斬新な手法を採用。
最終話では、恋に破れて全てを失った主人公の最後の台詞、
「もうダメぽ・・」のあまりのせつなさに視聴者は号泣。
ラストシーンの主人公が富士の樹海へと消えて逝く姿は涙無しでは見れない。



2本目は刑事に扮するシュウが演じるアクション大作、「カピパラ刑事 純情派」
派手なアクションのみにあらず、人情、エロ、そして大人の哀愁漂う本格派!
この一本で笑いと涙と興奮の全てを味わうことが可能です。


タイトル:カピパラ刑事 純情派

第1話「俺はパンツと恋をする カピパラ刑事登場!」

第2話「蒸れるビガーパンツ カピパラ刑事の憂鬱」

第3話「極悪非道!最強レディース集団 悪亜美津斗登場!!」

第4話「shizuku嬢救出大作戦!!誰が為に鞭は振られる? 」

第5話「ともぞ→刑事 乾電池に散る」

第6話「復讐の挽歌 CANDY RAINが修羅になった日」

第7話「カピパラ包囲網 女子更衣室を突破せよ!」

第8話「史上最悪の宴 変態裁判を阻止せよ! 前編」

第9話「史上最悪の宴 変態裁判を阻止せよ! 後編」

最終話「そして閉鎖の刻」


★見どころ
第1話では、初登場でいきなり頭にパンツを被って登場するカピパラ刑事が印象的。
第2話では、ビガーパンツの苦悩の生々しい描写が視聴者に衝撃を与えた。
特に、チンコの皮がパンツに引っ付いた時にあげる悲鳴は必聴。
第5話では、乾電池数本をアナルに打ち込まれたともぞ→刑事の最後の雄叫び
「なんじゃこりゃ〜〜!!」がファンの間では大人気。流行語大賞にもなる。
第8話では、ともぞ→の双子の兄 ともじょ→が登場。
弟の死で狂気に走ったともじょ→は変態裁判で東京中を恐怖のドン底に叩き込もうと企てる。
ともじょ→を止めるべく、カピパラ刑事達は最後の戦いに挑む。


両作ともに、来月の10日より第一巻より順次レンタル開始予定です。
あの名場面をもう一度!!皆様、乞うご期待ください。


競演:蒼月の雫PINKCANDY RAIN男塾AQUAVIT





 1月25日    損害賠償
 

コールセンターでクレーム対応を受けていると、よく損害賠償という言葉を耳にする。
「損害賠償払えゴルァ!!!」って感じで。
テレビ仕事時代もよく聞いた言葉だ。
言われる方にとっては面倒なコトこの上無い台詞であるが、損害賠償というモノについて少し考えてみる。

損害賠償とは、読んで字の如く自分が損した(またはするであろう)金額の賠償である。
んで、今回俺が考えてるのは、交通事故などで死んでしまったりした場合の損害賠償についてだ。
交通事故などが原因で死んだり、後遺症のため労働能力が低下した場合、
将来得られるであろう収入がなくなってしまう。
で、そのぶんの補償を求める訳であるが、その金額基準について考えると中々興味深いものがある。

実際には現行の収入を元にしたある程度の計算式なるものは存在するし、
収入源の無い専業主婦に関しても家事労働も財産的評価として加味はされる。
だからといって全く問題が無い訳ではないが、しょせんは漢樹。
そんな小難しい問題なんかちっとも分からないし、書きたくも無いので、
当然そういう部分は全く無視して話を進める。


さて、「将来得られるであろう収入」この部分について考察するが、
誰が作ったかも知らない計算式で勝手に自分の生涯年収を算出されたんじゃたまったもんじゃない。
人類の可能性は無限だ!チャチな計算式なんかで簡単に決められてためるか!
もっと個人個人に合わせて情熱とリアリティを持った額を算出して欲しいと思わないか?
翌年脱サラしてラーメン屋開業して行列作ろうと思ってた矢先に死んだ奴なんて、浮かばれないぜ。


だから、例えば・・

被害者・シュウ
職業・へっぽこサポセン要員・年収100万円

こんな状態で生涯収入なんて計算されたらたまったもんじゃないが、

「彼ならきっと3年後には大物になっているに違いない!
 3年後以降はシュウの年収は5000万として計算するコトとする!」

なんて素敵な算定をして頂ければとても嬉しい。

もちろん自分にとって都合の良い結果ばかりとは限らない。

被害者・シュウ
職業・へっぽこサポセン要員・年収600万円

「彼の勤務態度を考慮すると、3年後には確実に解雇になる。
 よって3年後以降の年収は0円として計算するコトとする。
 更に、被害者の性格を考慮するに、自棄酒を飲んでのギャンブルに溺れ、借金漬けになると判断する。
 その点も考慮に入れて・・・

 シュウの生涯収入は3900万の赤字と算出。
 よって、遺族は被告人に対して損害賠償として3900万円を支払うよう命ずる。
 これにて閉廷!」


というコトにもなりかねない。
そういうドキドキワクワクなスリリングな算定も悪くは無いかもしれない。


っていうか、いっそのコト堅苦しい算出なんか止めにして、
今後の生涯収入による損害賠償額は全部人生ゲームで決めてしまったほうが面白い。
人生何があるか分からないんだ、それくらい幅のある決め方のほうが死んだ本人も納得がいくだろ。
死んだ時の状態を初期設定として、遺族代表と被告人とで対決。

遺族「ウチのシュウちゃんは、本当ならプロ野球選手になりたかったのよ。
   ってな訳でプロ野球選手に就職ケテーイ。」

と咽び泣きながらゲームを進める姿も、それはそれで乙で良い。


被告人「よっしゃー!仕返しチャンスのマスにストップじゃ!持ち金半分攻撃だぜっ!!
     おお〜〜〜、更に昇級試験失敗ザマーミロやっ!ぶははは。」

被告人と遺族の心温まる交流が生まれるコト請け合いだ。


遺族 「やたーーーー!♪ゴールっ!なんとか500万円GETよ!
     あなた、仇は討ったわよ!」
被告人「ふふ、甘いぜ。愛人を3人連れてるじゃないか。
     愛人は一人につき200万のマイナスになるんだぜ。」
遺族 「ぬぅ、しまった!」


これを機に、損害賠償の算出にこの人生ゲーム算出方式を採用してみては如何でしょうか?
きっと素敵で楽しい裁判が待ち受けていると思います♪







 1月26日   〜にした教育
 

電車の吊革広告を見ると、“我が娘を芥川賞作家にした教育”なる記事を発見。
まぁ、出るだろうとは思っていたけど、
この“子供を〜〜にした(しない)教育”ってシリーズは割と見る。
息子を殺人犯にしない教育、息子を東大生にした教育etr・・

では、読む側はいったいどう考えて読むのかと言えば、
ほとんどが“どんなコトが書いてあるんだ?”くらいの好奇心程度なんだと思う。
真面目に“これを読んで子供を〜〜にするぞ!”と思って読む人は極僅かだろう。

でも、そんな需要が多いのなら“〜にする教育”をシリーズ化して本にすれば良い。

子供を消防士にした教育

子供をサラリーマンにした教育

子供を卓球選手にした教育

子供をピアニストにした教育

子供を国会議員にした教育

子供をアニメオタクにした教育

子供を変態テキストサイト管理人にした教育

子供を喫茶店経営者にした教育

子供をカピパラにした教育

子供を銀行員にした教育

etr・・



マニュアル人間の多い世の中、これは案外流行るかもしれない。
終いには“子供を株式会社???に就職させた教育”なんて出版されたりして。

でも“子供を〜にした教育”って響き、親の押し付けがましさを感じてしまうのは俺だけ?
そもそも小説家なんて教育云々でなるものじゃないし、
オマエは本当に自分の娘を小説家にするつもりで教育したのかと小一時間問い詰めたい。
野球選手やピアニストやら芸能人ならともかく小説家って・・・
そんな親聞いたことないし、自分の親がそうだったら嫌過ぎる。

「シュウは将来絶対に小説家になるのよ!」
「毎日原稿を100枚書くまでは寝させないからな!」

そんなのイヤダ・・・・・・・・。






 1月27日    漢樹ニュース速報
 

カピパラ議員辞職せず、漢樹は閉鎖
 彼女居ない歴詐称問題を追及されている美尻党のカピパラ衆院議員(上野動物園2区)は27日午前、
東京都内で行った街頭演説で、昨年11月の漢樹で公表した彼女居ない歴に誤りがあったことを認め、
漢樹を閉鎖する意向を表明した。併せて任期中、議員歳費を受け取らない考えも示したが、
議員辞職は否定した。

 疑惑で混乱を招いた責任をとったもの。ただ与党側は「これで終わりにはならない。
法的問題を詰めていく」(鞭撻黒太郎変神党副委員長)と追及する構えを見せており、
今後も尾を引くのは確実。2月のバレンタインデーにも影響を及ぼしそうだ。

 この日、カピパラ氏は興信所での調査結果などについて有権者に直接説明。
疑惑が指摘されていた彼女居ない歴について、
約20ヶ月足りないとの説明が元彼女側からあったことを報告。
「週末などを利用して彼女を収得したい」と述べた。


パロり元↓
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-040127-0003.html






 1月28日   義務と権利と偽善と嘲笑うカピパラ
 

川崎市でホームレスが一時的に宿泊できる宿泊施設の建設を予定したところ、市民から反対の声。
市長側から反対理由を問うも、
「市長側が建設する理由を説明しないと、こちらも説明する気は無い」とのこと。

なんてコトはなく、

「税金使って薄汚ねぇホームレスの集まる施設なんか作ってんじゃねぇよ、ボケ!
 街にホームレスが集まって臭くなったらどうしてくれるんじゃ!」

って理由なんだと思うけど、さすがにそんな理由は公言できないか。
作ったら作ったでメリットもあるとは思うのだが。

まるで、小学校のホームルームで

「シュウ君は僕のコトを“猪木”って呼んでイジメめます。なんでそんな事を言うのですか?」

って言われて、おっかねぇ先生を前にして

「それはオマエのアゴが猪木みたいにしゃくれてるからだよ。
 っていうか、オマエ苛めると楽しいもん。」

って言えずに沈黙していた若かりし頃を彷彿とさせてしまう一件だ。

“言わなくても理由くらい分かるだろ。”と言わんばかりのもどかしさの中で続くやり取り。
本音と偽善の葛藤渦巻く現場を想像するとなんとなく楽しいニュースだ。



あと、最近小学校で給食費を払わない親が増えたとのコト。
高々数千円の給食費も払えなくなるとは、日本の不景気も随分と進行したものだと思う。
北斗の拳の熱烈なるファンの俺としては、
はやく経済が破綻してオノ持ったモヒカンが跋扈する世界になって欲しいので非常に良いニュースだ。

でも、ノータリンの子供を塾に通わせたり携帯を持たせる金は持ってるんだからな・・・
不景気進行説も怪しいもんだよ。ちっ。

そんな親の心境は・・・

「義務教育なんだから給食費も払う義務は無い。」

「給食費の民事の時効は2年なので、逃げ切ろう。」

ってな具合のようで、これで修学旅行の積立金を払ってたら笑い転げるが、
市としても仮に一人一人訴訟を起こして取り立てたとしても逆に赤字になる訳で、
結果的には給食の質を下げざる得ないという結論になる。
きっと権利と都合の良い義務には敏感なお年頃なんでしょうね。
どうせ給食費用の為に税金をUPするなんて言えば、余計にブー垂れるだろうに。
当たり前だけど、税金として徴収されるというコトは、
子供が小学校を卒業しても恒久的に徴収される訳だからな。


そうなると、俺的には出来れば給食の退化の過程を見てみたくなる訳で、
終いには乾パン一切れという状態になれば面白いと思う。
バランスの取れた食生活というのは思ってる以上に大事なモノだ。
塾やら他人任せの教育に金かける以上に、食事への配慮は子育てに必要不可欠なモノなのに。

そのうち、小学校で児童の飢餓問題が深刻になり、
宅間みたいなイカレポンチ乱入者よりも給食に頭を悩ます学校教育に突入。
いずれ餓死者を出すことになった時のマスコミや保護者のやり取りを想像するとゾクゾクしちまう。


はやくそんな日が来ないかな〜〜〜♪


ちょっぴり素敵なニュースが多くてご機嫌のシュウでした。
いや、ニュース絡みではないが、冗談抜きで今日は機嫌がイイんだよ。






 1月29日    なりきりシリーズA 総理大臣編
 

日本国民の諸君、こんにちわ。総理大臣のシュウだ。
「もし、漢樹のシュウが総理になったらどんな日本になるのか?」
そんな話題が発端で思いついたネタなんだけど、そのまま話を進める。

今日も居眠りをしているウチに会議が終わる。
どんな議題だったのかちっとも思い出せやしない。
政治家じゃああるまいし、いちいち政治の話なんて聞いてられるか。


という事で早速飲みに出かける。
勿論、自腹だ。誤解はしないでくれ、俺は潔癖がウリの政治家なんだぞ。

え?ノーパンしゃぶしゃぶ?違う違う。
君たちは何も分かってはいない。
ノーパンなんかの何がイイんだ?
着ているものを脱がすからイイんだよ、分かる?
初めからノーパンなんて邪道だ。
よって普通のお触りパブへGO!

その後は愛人宅で直行。
一応、スキャンダルには違いないんだけど、
俺がお触りパブに行ったり、愛人を侍らせているのはいつものコトなので、
もう週刊誌も相手にもしてくれない。
TOPで特集組んで叩かれてた頃が少し懐かしい。


日が明ければ今度は国会。
総理の仕事とは日々忙しいものなのだ。
シュウ内閣は、思い切った構造改革を行うために、
変態と20代の女ばかりで構成されている。
国会は、お互いの連帯感を高める為に、全員裸で密室にすし詰めになって行う。
本当なら脱がしながら進めたいところであるが、それは強い反対にあって却下された。
乳くりあい、時には挿入しながら国会は進む。

別に隠す気はなく取材陣も出入り自由のハズなのに、
最近はめっきり取材陣も少なくなって寂しい。
なんでも、国会中継も放送禁止になってしまったらしく、
総理の自分としては国民の知る権利がどうなったのか気になって仕方が無い。

国会終了後、古株の爺議員が何やら「消費税の増税は止めるべき」云々言うので、
「じゃあ、もう消費税は廃止でイイよ。」と言っておいた。
右腕の貴大臣も「そんなウザったいモノ要らないよ」と言っていたし、もう撤廃でOKだろ。
こないだ、貴大臣に「国も赤字らしくて大変だね」って言ったら、
消費者金融を回って10兆ほど借りてきてくれた。
その消費者金融ってのは、トイレの張り紙や三行広告で見つけたモノばかりらしいけど、まぁいいや。


そんなコトより、今日は待ちに待った給料日だ。
さっそく銀行に行って振り込みを確認。

27万3千8百25円

よし、ちゃんと振り込まれている。
それにしても、この給料でお触りパブに通い詰めるのは正直辛い。
まぁ、生活できる収入があればイイんだけど、今月は残業して少し飲み代を稼ぐことにしよう。


とりあえず、今後の私の方針としては「セクハラ新法」を可決させて、
よりセクハラが潤滑に行える住み良い日本を目指すつもりだ。
粉骨砕身の覚悟で頑張るつもりなので、皆様応援宜しくお願い致します。







 1月30日   大便黙示録シュウ
 

※今回のネタは賭博黙示録カイジを読んでない方には面白くもクソもない内容です。



気が付けば……腹痛
4個続けてグレープゼリー完食・・

やってしまった・・・・!
さすがのシュウもこれには猛省





馬鹿もーーーーーーん!!!!

なんだっ・・!
このコンビニはっ・・・・・・・・!
サービスも幅広く、郵便から支払いまで
請け負っているコンビニが・・・
トイレの貸し出しを行っていない・・・?!
もっとも大事なサービスじゃねえかっ・・・・!

通るかっ・・・・!
こんなもん・・!





俺は綺麗なアパートのトイレをウンコしたいんだ
駅からアパートまで歩いてでも
出し尽くしたいんだ……
どうあれ……!
そんなにおかしいか……?
俺の言い分…!

こういう話になると
どういうわけかみんな口を揃えて
無意味なことはやめろ、そういう事する時に限って漏らすぞの連呼 …
問答無用で目の前のトイレって話になるんだが…
果たして… 本当にそうか…?






実によくわかるよ 私には……
君が何を考え…… 公園のトイレに駆け込む選択に至ったか……
そしてそれは…それほど間違っていない……
ほぼ正しい……!
このウンコ警報時における 定石のような考えかも知れぬ……

しかし残念ながら……
その定石と言う地点が……
もっとも浅はかなのだ…… 
対公衆トイレ用の戦法では……!!


公衆トイレに紙は無いっ!!!





考えねばならない
便意と戦うものは
その後について……!
そして…… 備えねばならない……!
紙が無いという悪夢に……!

つまり…… わしなら……
初めて入るトイレには すぐにはズボンは下ろさず……
常に紙について
用心は しただろうってこと……!
そうすれば己の指先でウンコを拭くことを
免れることだけはできた……!
おまえは迂闊にも
それを怠ったんだ……!
となれば 当然その報いは
受けねばならない……!






誰も言わないなら俺が言ってやる・・・
トイレットペーパーは命より重い・・・!
そこの認識をごまかす者は、生涯地を這うっ……!






ダメだっ……オレはダメなんだ……
わかったんだよ……
オレには もう……わかった…

ウンコと戦う者には二種類ある…と

便意を耐えて目的のトイレまで辿り付くエリートと
紙の無い便所に引っ掛かったり、途中で漏らしてしまう落ちこぼれと……

オレは……そのダメな方……
…ダメなんだ…

どうしてもマイナスのイメージが拭えない…
アパートまで我慢しようとしても……
噴火して飛び散るウンコの姿がちらついて……
話にならない……
本当に……
もう 内股でヨチヨチ歩きをするのでギリギリ……
精一杯なんだ……





ククク……

初めてやったが……
思ったより
気持ちがいいな……!

街中で・・しかも家の前で
野グソをしちまうってのは……!

まして それが……
鼻持ちならねぇ奴の家の前なら ……
なおさら格別っ……!
最高だっ……!





静粛に・・・・!
この男は今 トイレまで我慢できなかったウンコを 外で捨て落とした

最初に言ったはずだ
そういう行為は一切認めていないと・・・・・・!

繰り返す! 
街中でウンコの垂れ流しは無条件で留置所逝きだっ・・・・!

いいなっ・・・・・・! 野グソは一切認めないっ!
まぎらわしい行為は見つけ次第 留置所逝きに処す・・・・!




シュウ逮捕につき・・・ 完








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