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  遅刻について  

 
人との信頼関係を失うものの一つとして、遅刻というものがある。かつて俺が所属していた運動部においても、遅刻とは“人としてやっちゃいけないことランキング”で、毎年1位に輝いてた。社会においても遅刻とは、赤ちゃんプレイよりも恥ずかしく、遅刻した者は当分の間、人間としてあつかってもらえないという仕打ちを受けることになる。



だが、人間である以上は遅刻の1回や2回は避けては通れない。だから、やっちまった時はどうすればよいか。ここでは、“遅刻したときの気まずさに耐えれない”という点について、どうすれば平常心を保てるかについて考えてみる。

そもそも、何故遅刻すると気まずくなるか、それは人間の罪悪感に他ならない。多くの人はその罪悪感ゆえに苦悩し、現実逃避に至る。


現実逃避のタイプは、まず、



“この時計壊れてんじゃねーか?”に代表される、楽観主義的逃避、



“電車が遅れたことにしよう。”に代表される言い訳型逃避、



そして、

“車にでも突っ込んでケガしちゃおうか。”


に代表される破滅型逃避の三つに大別される。



しかし、どれにしても罪悪感そのものが消されることはなく、いやな思いをするのが常である。それではどうすればいいのか?僕なりの解決法を2つほど紹介しよう。



まず一つめは、“逆ギレ回避法”である。
これは、まず遅刻してきた時に


“なんで時計のアラームが鳴らねーんだよ!”

などと大声で叫び、できれば回りに有る物などを蹴ったりしてなかなか近寄れない雰囲気をつくるのである。怒ってる人に怒るというのは人の心理としてなかなか出来ないものである。その盲点をついたなかなかよい作戦ではあるが、これは声の大きさとタイミングが重要であり、初心者にはなかなか難しい。


そこで僕が提案するもう一つの方法とは、

“スーパーマン的思考における回避法” である。

これはどうゆうことかというと、スーパーマンは変身すると格好いいが、普段は普通のサラリーマンであり、周りの人から感謝されることもないのである。しかし、何故スーパーマンがスーパーマンであり続けるかというと、そこには僕のおかげで地球の人達は幸せに暮らせるのだという自負があるからに他ならない。そこで、このスーパーマン的思考を遅刻時の人の心に当てはめたらどうだろうか。

つまり、遅刻した時に、“本当は遅刻しなくてもいいんだけど、みんなのために火星人と戦っていて遅刻したんだ。”と思い込むのだ。

火星人と戦っている自分をシュミレーションするのだ。そうすることによって、いくら人にけなされても


“バカめ、僕がお前達のためにどれだけ頑張ってるのか知らんのか。”

となり、少なくとも罪悪感に悩まされることはない。



しかし、この画期的な解決法も普段からの訓練なくしては成功しえない。すなわち、普段から自分はスーパーマンだと思い込むのである。そして地球は自分のためにまわっていて、キリンさんの首が長いのも、海が青いのもみんな自分のためだと思い込むのだ。


俺はいつもそう思っているけどな。

チャンチャン♪
 








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