TOP 

 

  変態御伽噺・シンデレラ 第2話

出演
シンデレラ・・シュウ子
義姉1・・・・ るな
義姉2・・・・ kaori
継母・・・・・ 山猫
父・・・・・・ なお
王子様・・・・ ともぞ→

※第1話は PINKのHPのotherのコーナーに掲載されております。
 第1話をお読みで無い方は、まずはそちらをお読み頂く事をお奨めします。


それから義姉による苛めは毎日続きました。
なんと、醜い義姉達は、シュウ子の美しさに嫉妬していたのです。
激しい苛めの中でも、シュウ子は笑顔を絶やしませんでした。

そう・・・シュウ子は外見だけではなく、心も美しい女性だったのです。






・・・嘘です・・ゴメンナサイ。
実情はこうです。







ただでさえヘンチクリンな上に「ハァハァ」言っててキモイのに、
義姉の下着は盗むは風呂は覗くはの変態行為に義姉達はホトホト手を焼いておりました。
こうして最初は家の恥とばかりにシュウ子を監禁していた義姉達も、
次第になんとかシュウ子を追い出せないものかと考えはじめるようになりました。

ある夜、シュウ子が寝静まった後で、義姉と義母はシュウ子の始末について相談しました。

るな義姉「もう、大きな桃の中にでも詰め込んで川にでも流そうよ。」
kaori義姉「駄目だよ、それじゃあ物語が変わってしまうよ。」
山猫継母「そうだよ、それに、そんなコトしたら洗濯に行ったお婆ちゃんに迷惑だよ(ゲラ」
kaori義姉「いっそ、家に地下でも作ってソコにでも監禁しとこう。」
るな義姉「いや、私ってホラー苦手だからw
      なんか、真夜中に呻き声とか聞こえてきそうじゃない。」
3人 「ウゲー・・」


そんな無意味な相談事で鬱憤を晴らしながら、悲観に暮れる毎日を送る義姉達。
相変わらず義姉達の風呂を覗いて「ハァハァ」言っているシュウ子。
3人が生活できるのは、なお父が日々稼いでくれるお金があるからこそ。
家を出てしまえば、3人とも路頭に迷ってしまうため、逃げることすらできないのです。

けど、そんな辛く悲しい日々もついに終わりを迎える時がやってきました。
ある日、家に一通のチラシが舞い込んできました。


キャハー☆お城にてダンスパーチー開催しまつ♪
気に入った女神がいたら、お姫様にしちゃうぞ(はあと)

                                   ともぞ→王子



一世一代の大チャンス!!!
義姉達はこのチラシを見て天にも登る気持ちで喜びました。
当然です、ともぞ→王子と言えば、泣く子も濡れると言われるほどイケメンで有名な王子様なのです。

るな義姉「よし!ぜってぇ王子をゲットするぞ!!」
kaori義姉「うん、上手くいけばシュウ子からも開放される。」
山猫継母「頼むよ、お城で生活できるようになれば、こんな家はオサラバなんだからね!」

イケメン王子をGETできたうえに、家を出てシュウ子からも開放されるコトができる。
かくして3人は凄まじい闘志を燃やしながらダンスパーティに臨むのでありました。


どうなる義姉達?どうするシュウ子?次回に続く!!

※次回の内容はPINKのHPよりお楽しみください。