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  泣きを入れた話  

 
この時だけはどうしようもなかったのだ。


あまりにも長引いた電話。


普段の狡猾な私なら、お調べするとか上手く理由をつけて切るんだけど、 その時だけは無理だった。そんな余裕は無かったのだ。


だから、








シュウ「申し訳ございません、トイレ我慢できませんので、 一度お電話をお切りして宜しいでしょうか!?」


と泣き入れてしまった訳である。




まぁ、センター内に茶色混じりの黄金伝説を築き上げるよりはマシだったとは思う。


客「ああ、どうぞどうぞ。すいませんねぇ、長々と。 私もちょっくらトイレに行く事にしますわ。」





あんた神様だよ!!崇め奉るよ!



俺は、このとき何年ぶりかに心遣いの大切さを知ったね。









と、言う訳で御好意に甘えて対話記録も



「お客様の都合により掛け直し」

と記載させて頂きました。



なんにせよ、これもまた忘れたい過去の一つ。